外出先でノートパソコンを使う時、バッテリーがなくならないか心配になる時がありますよね。
最近はリモートワークやワ―ケーションなど、どこでも仕事ができるようになったけれど、コンセントのある場所の争奪戦、なんてことも。
そんな時、モバイルバッテリーを持っていればいつでもどこでも充電ができて安心。お気に入りのカフェにコンセントがなくても、気軽にノートパソコンを開くことができます。
しかし、モバイルバッテリーはさまざまなスペックの商品が販売されているので、いざ購入しようとしても迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、ノートパソコン用モバイルバッテリーの選び方をご紹介します。
砂浜で海を眺めながら仕事ができたらいいなぁ…
でも、ノートパソコンの充電ってすぐなくなるからなぁ
その悩み!モバイルバッテリーをしっかり選べば、充電の心配から解放されるよ!
スマホ用モバイルバッテリーとノートパソコン用モバイルバッテリーの違いは?
スマホ用のモバイルバッテリーを持っているので、その1台で一緒にノートパソコンも充電できるのでは?と思ってしまいますが、実はモバイルバッテリーにはスマホ用とノートパソコン用があります。
スマホ用はType-Aに対応したものが主流ですが、ノートパソコン用はType-CもしくはAC、DC出力に対応していないと使用できません。
スマホ用のモバイルバッテリーは、ノートパソコンに必要な容量より少ないものが多いのです。
仮にスマホ用モバイルバッテリーをType-Cでパソコンに接続できたとしても、満足に充電することはできません。
スマホ用のモバイルバッテリーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ノートパソコン用モバイルバッテリーの選び方のポイントとは?
ノートパソコン用モバイルバッテリーの、選び方のポイントをご紹介します!
①バッテリー容量をチェックする
ノートパソコン用モバイル用バッテリーを選ぶ時は、バッテリー容量のチェックが重要です。
バッテリー容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」という電池の放電容量の単位で表され、この値が大きくなるほど、容量の大きいモバイルバッテリーということになります。
一般的なノートパソコンのバッテリー容量は10,000mAh前後のものが多いので、ノートパソコン1台をフル充電してもまだ容量に余裕のある15,000mAh以上のモバイルバッテリーを選ぶと間違いないでしょう。
ノートパソコン用モバイルバッテリーでカメラやスマホなど他のデバイスも充電したい場合は20,000mAh以上など、外出先での行動をイメージして選ぶといいですよ。
飛行機での旅行に持って行く時は容量制限に注意!
旅行の時など、大容量のモバイルバッテリーを持って行きたい場合もあるかと思います。
とにかく最大の容量のものを買おう!
と、お考えのあなた。ちょっと待ってください!
飛行機の国内線では、43,243mAh以上のモバイルバッテリーは機内に持ち込めません。また、持ち込める個数制限もあるので、飛行機で移動する場合は注意しましょうね。
どのくらいの容量を選ぶか悩んだ時は、自分が使っているノートパソコンのバッテリー容量を目安に、プラスアルファで考えるといいですよ!
②電力出力をチェックする
パソコンのスペックが高ければ高いほど、充電で電力をたくさん使います。
モバイルバッテリーの電力出力とパソコンのスペックが合っていないと、なかなか充電ができずストレスに。
以下を目安に選ぶといいですよ。
- タブレット・小型のノートパソコン…30~45W
- ミドルクラスのノートパソコン…60W
- 高スペックのノートパソコン…80W以上
出力が高いとその分、モバイルバッテリー自体の価格も上がるので、自分の持っている機器に合うものを選べばムダがありません。
また、出力が高いとモバイルバッテリーが発熱しやすいので注意が必要です。
③出力ポートを確認しよう
ノートパソコン用モバイルバッテリーの出力ポートは、「USB出力」「AC出力」「DC出力」の3種類があります。
USBタイプは、ノートパソコンのUSBポートに挿すだけなのでコンパクトで持ち運びしやすいことがポイント。
WindowsやMacBookの充電は「Type-C」に対応しているものを選びましょう。
「AC出力」は、コンセントを直接差して充電できます。ノートパソコンだけでなく、コンセントのある電子機器に使えるので、カメラなどの充電も一緒にできるので便利ですよ。
「DC出力」は、ACアダプタ不要でノートパソコンとモバイルバッテリーを、コードでつなげられる直接電源タイプのもの。コンパクトで荷物を減らせられるのが魅力ですが、対応していないデバイスもあります。
④出力ポートの数はいくつ必要?
ノートパソコンだけでなく、他の機器も同時に充電したい場合は出力ポートが複数あるタイプを選ぶと便利です。
また、接続端子のタイプがさまざまなものがついているモバイルバッテリーなら、ノートパソコンやスマホ、カメラなど、あらゆる端子のものを充電することができます。
⑤重さもチェックしよう
モバイルバッテリーは、ノートパソコンと一緒に持ち歩くので、あまり重いものだと荷物になってしまいます。
高スペックのものほど、モバイルバッテリー本体の重さも重くなる傾向があるので、スペックだけを重視してしまうと、後悔してしまうかも。
用途や持って行く場所、カバンの大きさなど、総合的に判断してモバイルバッテリーを選ぶようにしましょう。
⑥PSEマークがついた商品を選ぼう
PSEマークは、電化製品の安全基準を満たしている商品についているマークのことです。
2019年2月以降、国内で販売されている商品にはPSEマークが必須となっています。
マークがついていないモバイルバッテリーには発火の恐れがあるので、PSEマークがついていることを確認して購入するようにしましょう。
特に価格が安いからといって、安易に海外製品を購入するとPSEマークが付いていない場合がありますのでご注意を…!
PC向けおすすめモバイルバッテリー
楽天市場で販売されているノートパソコン用モバイルバッテリーの中から、おすすめをご紹介します。
サンワダイレクト ノートパソコン用 モバイルバッテリー 700-BTL033BK
製品サイズ | 80 × 23 × 167(mm) |
バッテリー容量 | 17400mAh |
入力端子 | DC |
出力端子 | USBタイプA、DC |
Anker PowerCore+ 26800 PD 45W
製品サイズ | 180 × 80 × 24(mm) |
バッテリー容量 | 26800mAh |
入力端子 | USBタイプC |
出力端子 | USBタイプA、USBタイプC |
自分のノートパソコンに合ったモバイルバッテリーを上手に選ぼう!
パソコン用モバイルバッテリーの選び方について、いくつかポイントをご紹介しました!
今回の記事を参考に、外出先でのノートパソコンの使い方に合ったモバイルバッテリーを選んでみてくださいね。
ちょうど良さそうなモバイルバッテリーが見つかったし、あとはフクロウ用のビールでも買って海に行くだけだな。
ん?お仕事だよね?適度にリフレッシュしつつ、仕事もがんばろうね!
なんで心の声が全部読まれてるの?