電子タバコや加熱式タバコは、従来の紙タバコよりも煙や匂いが少ないなどメリットが多いため、電子タバコまたは加熱式タバコに変える人が増えていますね。
しかし、「そもそも電子タバコと加熱式タバコって何が違うの?」と、2つの違いが良くわからない人は多いのではないでしょうか?
また、加熱式タバコといっても加熱温度や機能などが種類によって異なるため「何を選べばいいのか分からない!」という人も多いようです。
そこで今回は、電子タバコと加熱式タバコの違いと、加熱式タバコの選び方について紹介していきますので参考にしてみてくださいね!
加熱式タバコと電子タバコって同じものなの?
加熱式タバコと電子タバコは違うものだよ!一番大きな違いは、加熱式タバコはタバコ葉を使っていて、電子タバコはタバコ葉を使っていないってことかな。
そうだったんだ!タバコの葉を使っている加熱式が欲しいんだけど、加熱式タバコってどうやって選べばいいの?
それじゃあ今回は、電子タバコと加熱式タバコの違いと、加熱式タバコの選び方について紹介していくね!
加熱式タバコの選び方まとめ
- 吸いごたえを重視するなら「高温加熱式」を選ぶ
- 匂いの強さで選ぶ
- コスパも確認する
- メンテナンスの有無を確認する
電子タバコと加熱式タバコの違い・特徴は?
電子タバコと加熱式タバコの一番大きな違いは、タバコの葉を使っているかどうかです。
タバコの葉を使用しているのが「加熱式タバコ」。
タバコの葉を使用していないのが「電子タバコ」です。
ニコチンが含まれている電子タバコ(リキッド)も販売されているのですが、日本では販売が禁止されてます。そのため、電子タバコは「タバコ」と言っても有害なニコチンやタールを吸引することはないのです。
また、電子タバコも加熱式タバコも煙が水蒸気で、従来の紙タバコと比較してかなり煙が少ないのも特徴ですね。
加熱式タバコの特徴
加熱式タバコは、専用の機器を使ってタバコ葉を加熱しニコチンを発生させるもので、「高温加熱式」と低温で加熱する「低温加熱式」の2種類があります。
「高温加熱式」は、タバコの葉を使ったスティックをヒーターなどで加熱し蒸気を発生させて使います。
「低温加熱式」はタバコ葉ではなく専用のリキッドを加熱して蒸気を発生させ、その蒸気をタバコ葉に通過させて吸引するものです。
高温加熱式も低温加熱式も専用のデバイスとタバコが必要になり、低温加熱式の場合はこれらの他に専用のリキッドも必要になります。
いずれの場合も紙タバコよりタール摂取量を9割減らすことができるので、
- 減煙したい人
- 副流煙で家族や周囲にいる人に迷惑をかけたくない
このような人におすすめです。
電子タバコの特徴
電子タバコは、装置内や専用カートリッジの液体を加熱して蒸気を発生させ吸入するものです。
タバコ葉ではなく、食品添加物などに使用されている成分で作られているのでニコチンやタールを吸引することはなく、安全性が高いのが特徴です。
そのため、電子タバコは
- 禁煙したい人
- コストを抑えたい
このような人におすすめです。
さらに電子タバコにはタバコ風味、フルーツ系などフレーバーの種類も豊富に揃っているのが特徴と言えるでしょう。
また、販売の取り扱いでも違いがあり、加熱式タバコは「タバコ製品」ですが、電子タバコはリキッドは「医薬品」、吸入用デバイスは「医療機器」として販売されています。
【失敗しない!】加熱式タバコの選び方
加熱式タバコを選ぶ際は、以下のことに注意して選ぶと失敗しにくいでしょう。
- 吸いごたえ
- 匂い
- 価格
- メンテナンス
詳しく見ていきましょう!
①吸いごたえで選ぶ
普段重めのタバコを吸っている人や、紙タバコから加熱式タバコに変えると「物足りない」と言う人も多いですよね。
実は加熱式タバコは、機種によって温度が異なり加熱する温度によって吸いごたえが変わるんです!
基本的に「吸いごたえがあるな」と感じるのは「高温加熱式」で、「アイコス」シリーズなど約300℃~350℃ほどのものも販売されています。
200℃以上の高温になればなるほど喫味は強くなるので、重めのタバコを吸っている人や喫煙回数が多い人は高温式の方がおすすめです。
②匂いの強さで選ぶ
加熱式タバコは紙タバコとは違った独特な匂いがあるので「加熱式タバコの匂いが苦手…」という人は意外と多く、気をつけたいものです。
加熱式タバコは、加熱温度によって匂いの強さが異なり、温度が高ければ匂いが強く、弱ければ匂いが弱くなるという特徴があります。
しかし上記で解説した通り30℃~200℃以下の「低温加熱式」だと匂いは少なくなるのですが、喫味が弱くなるというデメリットも…
機種によっては高温加熱でも匂いや煙を極力抑えることができるタイプも販売されています。
「匂いや煙が特にきになる!」という人は、購入前に各メーカーがやっているお試し期間などを利用して試してみるといいでしょう。
③コスパで選ぶ
喫煙量が多い人は特に気をつけたいのがコスト。
加熱式タバコは、種類によって初期費用の違いがありますが、本体は3,000円~11,000円前後で販売されています。
さらに、専用スティックは1箱500円~600円前後なので喫煙数が多い人ほど長い目で見るとコストに大きな違いが出てきます。
④メンテナンスの有無で選ぶ
加熱式タバコは、使用後にメンテナンスをしておかなければ汚れが付着してタバコの味が落ちてしまいます。
しかし、定期的にメンテナンスをするのって結構面倒なんですよね…
マメにメンテナンスをすることを忘れない人ならいいのですが、メンテナンスを忘れたり面倒でサボってしまう…なんて人はメンテナンス不要のタイプを選ぶといいでしょう。
おすすめの加熱式タバコ
おすすめの加熱式タバコは以下の通りです。
フィリップ・モリス・ジャパン:IQOS イルマ プライム キット
加熱 | 高温加熱式 |
サイズ | 15x8x7cm |
重量 | 430g |
日本たばこ産業:プルームエックス スターターキット
加熱 | 高温加熱式(最高295℃) |
サイズ | 13.7×9.5×7.2cm |
重量 | 310g |
日本たばこ産業:プルームテックプラスウィズ スターターキット
加熱 | 低温加熱式(約40℃) |
サイズ | 15.2x 8.6×3.6cm |
重量 | 150g |
目的に合った加熱式タバコを選ぼう!
電子タバコと加熱式タバコの違いと、加熱式タバコの選び方について紹介しました!
電子タバコと加熱式タバコは、タバコの葉を使っているかどうか?という大きな違いがあることを覚えておきましょう!
また、加熱温度によって吸いごたえが異なるので、重いタバコを吸っている人は高温を選ぶなど加熱方法にも注目して選びましょう。
1~2週間ほどのお試し期間を設けている会社も多いので、「まずは匂いや味を確かめたい!」という人はお試し期間などを利用すると失敗しにくいですよ!
電子タバコと加熱式タバコって全然違うものだったんだね!
そうだよ!それに加熱式タバコも高温か低温かタイプによって吸いごたえとかも違うから、ちゃんと選ばなきゃ「これじゃない!」って後悔しちゃうよ