『ミステリという勿れ』のテレビドラマを視聴して、原作漫画も追いかけたくなった人は多いでしょう。
しかし、テレビドラマ版と漫画版で、登場人物の雰囲気やストーリーのあらすじが異なっていたら、作品に入り込みにくいですよね。
そこで、今回は漫画『ミステリという勿れ』のあらすじや、登場人物などをご紹介します。
ドラマの『ミステリという勿れ』が面白くって、原作の漫画も読んでみようと思ってるんだ!
OK!漫画で描かれている主人公や、刑事さんたちの性格・人柄、ストーリーのあらすじなんかをまとめてみたよ。
ドラマが原作をしっかり忠実に再現しているのかも、改めて確認してみると、両方楽しめるはず〜!
久能整(くのう ととのう)は、カレー作りをするのが趣味の大学生です。
ある冬の日のこと、整が自宅でカレーを作っていると、大家(おおや)さんが刑事を連れて部屋を訪ねにやってきます。
なんでも、近所の公園で遺体が発見されたのだそう。刑事によると、整と同じ大学に通う学生だったとのことで、整は事情聴取のために警察署に連れて行かれることになるのでした。
被害者の寒河江健(さがえ けん)は、通っていた高校もクラスも同じで、警察はそこに目をつけたようです。
事実無根の疑いに対し、落ち着きながら受け答えする整は連日、警察署に足を運びながら、刑事たちを達者な口で懐柔していき…。
『ミステリという勿れ』の登場人物を紹介!
- 久能整(くのう ととのう)
- 池本優人(いけもと ゆうと)
- 風呂光聖子(ふろみつ せいこ)
- 青砥成昭(あおと なりあき)
- 犬堂我路(いぬどう がろ)
①主人公・久能整(くのう ととのう)
定期的に美容院に行って、天然パーマの膨らみを抑えてもらっている。
カレー作りが趣味で、作り方や材料にこだわりがある。優れた洞察力と記憶力を持ち、口も達者なため、警察官相手にも物怖じせずに自分の意見を話したり、相手の心に響くようなことを話したりすることも。
寒河江健の遺体が発見されたことをきっかけに、最初は犯人として厳しく扱われるが、のちに無罪を証明して、刑事たちとの関わりが深くなっていく。
②池本優人(いけもと ゆうと)
整のことを「ゆとり」と表現しているが、自身も整と年齢差はそこまでない。口が軽く、大事なことを整に漏らして先輩刑事たちから叱られるのもしばしば…。
妊娠中の妻とケンカをすることが多く、シャツがシワシワだったり靴が汚れていたりする日は、妻を怒らせてしまった日だとか。
整のアドバイスを受けて、妻の機嫌がよくなったことをきっかけに、整を尊敬するようになった。
③風呂光聖子(ふろみつ せいこ)
男社会の風潮が強い警察の仕事に、肩身のせまさを感じている。
気が弱い性格で、先輩刑事たちから怒鳴られてしまう時もあるものの、仕事に誇りを持っていて、使命のために自ら動ける頼もしいところもある。
飼っていた猫がひっそりと亡くなり、死に目に会えずに気落ちしていたが、整の話を聞いて前向きになれた。
④青砥成昭(あおと なりあき)
冷静に物事を捉えられるタイプで、整が疑われた時もマスコミに情報が流れないようにしていた。
過去に、『連続女児誘拐事件』で起こった冤罪(えんざい)の、やり玉として挙げられたことがある。
自身は数年経った現在でも、事件の犯人は冤罪ではなかったと考えており、独自に捜査を進めている。
⑤犬堂我路(いぬどう がろ)
犯人に名乗るようにいわれた時は、『熊田翔』という偽名を名乗っていた。
『連続生き埋め殺人事件』で最初に被害にあった、犬堂愛珠(いぬどう あんじゅ)の弟で、犯人をあぶり出すために家族ぐるみで計画を立てた。
『ミステリという勿れ』の見どころは? ここをチェックすると面白さが2倍に
漫画『ミステリという勿れ』は、次の3つの見どころをチェックしながら読むと、面白さが倍になります!
- 整の語り
- 整と刑事の会話
- 整の推理
さらに、同作を実際に読んでいるファンが、どのような感想をSNSに投稿しているのかも合わせて確認してみてください。
漫画の特徴を抑えながら、世界観にハマっていきましょう!
①整の語り
整は誰かの愚痴や、ちょっとした会話を元に、自分の考えを長時間語り始めます。
語っている内容は、整が観察して感じたことや思い出話ではあるものの、整の話は的を射ていることが多く、相手は心を動かされてしまいます。
作中では、整が話している場面の文字数が多く、スローペースな展開がじれったいかもしれません。
しかし、しっかり読むと感情移入できそうな内容だったり、事件の核心に繋がりそうな内容だったりするので、諦めずに読み進めると「こういうことだったんだ!」という驚きに変わるはずです。
時には、心に刺さる一言があって、耳が痛い思いをする人も中にはいるでしょう。
- 「常々思ってたんですけど…」と語り出すのが面白い。
- 整の語りが心に刺さって感動する。
- 整の語りに考えさせられる…。
②整と刑事の会話
無実の罪で疑われることになった整は、事情聴取のために自身と対峙(たいじ)する刑事たちを相手に、鋭い洞察力でコミュニケーションを試みます。
例えば、池本さんはシワの寄ったシャツを着て、整と顔を合わせる日が多いです。ささいなことや刑事たちの会話から、池本さんが妊娠している妻と、ケンカが絶えない日が続いていることを言い当てます。
そして、主婦の苦労や、池本さんが実践するべき解決策を提示する思いやりを見せることも。何でもない会話のようですが、意外と事件に結びつく伏線になっていることもあるので、見逃せません!
- 整と刑事の会話で、整の切り返しに共感できる。
- 会話のテンポがいい。
- 会話の内容にハッとさせられることもある。
③整の推理
口が達者な整は、記憶力も優れています。事件を解決に導くカギは、整が聞き耳を立てて聞いていた登場人物たちの会話だったり、整が過去に体験した出来事がヒントになったりします。
整の語りや記憶力を頼りに、鮮やかに事件が解決される展開は見どころです。
また、事件解決までの流れは、読者が混乱しないように丁寧に伏線が張られているので、どうして謎が解けたのか分かりやすく描かれているのも、同作の特長といえるでしょう。
- 整の推理が鮮やか!
- 独特な推理の仕方がたまらない。
- 推理中の名言が刺さる。
『ミステリという勿れ』作者はどんな人? 代表作もチェック
名前 | 田村由美(たむら ゆみ) |
生年月日 | ?年9月5日 |
出身 | 和歌山県 |
活動期間 | 1983年〜 |
代表作 | BASARA 7SEEDS 猫mix幻奇譚とらじ イロメン〜十人十色〜 |
田村由美さんが発表している作品は、長期連載されているものが多く、中でも代表作の一つ『7SEEDS』は2001年〜2017年まで連載されました。作品のジャンルは、ファンタジーやコメディものが多いです。
また、『BASARA』『7SEEDS』はメディア化されているので、映像作品としても楽しめます。
『ミステリという勿れ』で田村由美さんの作風に興味を持った人は、ぜひ、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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『ミステリという勿れ』を読んでみよう!
漫画『ミステリという勿れ』は、1話から整の語りが止まらない、ミステリアスで面白い内容です。
テレビドラマを見てハマった人は、ぜひ、原作でも整の語りをじっくりと読んでみてください。
漫画の『ミステリという勿れ』も面白そうだから読むことにしたよ!田村由美さんのほかの作品も、チェックしなきゃね。
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