薬屋のひとりごとは、日向夏さんが小説投稿サイト『小説家になろう』で連載しているライトノベル作品です。同作はコミカライズもされており、マンガ大賞で1位を獲得するなど漫画としても注目を集めています。
今回は、漫画『薬屋のひとりごと』のあらすじや、登場人物などを詳しくまとめました。どのような作品か気になっている人は、参考にしてみてください!
薬屋のひとりごとって、最近よく聞くタイトルだね。どんな漫画なのか知ってる?
もちろん知ってるよ!あらすじや見どころなどを紹介するので、チェックしてみてね。
サムネイル・引用:ビッグガンガン公式サイト
誘拐された薬師の少女・猫猫(マオマオ)は、皇帝に用意された大規模な女の園『後宮(こうきゅう)』で働くこと3カ月、女官たちがささやく噂話に興味を示します。
それは、皇帝の子供たちが呪いによって、次々と病にかかっているというもの。
薬作りができない環境に置かれた猫猫は、すっかり好奇心をくすぐられ、皇帝の子供たちの連続不審死の謎を追うことに。
『薬屋のひとりごと』は、薬師が宮内で巻き起こる事件を解決していくミステリー漫画です!
漫画『薬屋のひとりごと』のあらすじは?
漫画『薬屋のひとりごと』のあらすじをご紹介します。
あらすじ
ある日、森で木の実を集めていた少女・猫猫(マオマオ)は、人さらいによって後宮に連れてこられます。
自分の置かれた境遇を特に悲観するわけでもなく、「2年も待てば、薬師の生業(なりわい)に戻れるだろう」と、後宮での仕事を覚えて過ごしていると、女官たちから『ある噂』を耳にするのでした。
それは、皇帝の子供たちが謎の病によって、次々に亡くなっているということ…。女官たちは『呪い』と恐れていましたが、猫猫は「病ではないか」と目星をつけます。
好奇心をくすぐられた猫猫は、仕事中に顔色の優れない妃の症状を観察し病の原因に気が付くと、妃に匿名の文を出して子供の死を防ぐことに成功するのでした。
健康な子が生まれた理由を、妃から聞いた美麗の宦官(かんがん)・壬氏(ジンシ)は、下女たちを集めて策士的な方法で猫猫をあぶり出し、妃と面会させます。
面倒ごとに巻き込まれず後宮を去るつもりだった猫猫は、望んでいなかった出世を果たし、妃の侍女として迎え入れられ、さらなる事件へと巻き込まれていくことに…!
漫画『薬屋のひとりごと』の登場人物を紹介!
漫画『薬屋のひとりごと』に登場する主なキャラクターをご紹介します。
- 猫猫(マオマオ)
- 壬氏(ジンシ)
- 玉葉妃(ギョクヨウヒ)
- 高順(ガオシュン)
猫猫(マオマオ)
©︎日向夏(ヒーロー文庫/主婦の友インフォス)、ねこクラゲ、七緒一綺、しのとうこ『薬屋のひとりごと』1巻より
花街で、父と共に薬師として暮らしていた少女。
人さらいに誘拐され、後宮で働くことになった。身分を隠したまま働き、いずれ後宮から去ろうと日々を過ごしていたが、御子(みこ)の連続死事件の解決で壬氏に才能を見出され、玉葉妃の侍女にされる。
食事の毒味役を任されるものの、毒に対しては多少の耐性がある。壬氏の二面性に若干引いていて、内心で『タマナシ』と悪口をいうことも。
左腕の包帯の下には、薬の実験を試した痕(あと)が複数ある。
壬氏(ジンシ)
©︎日向夏(ヒーロー文庫/主婦の友インフォス)、ねこクラゲ、七緒一綺、しのとうこ『薬屋のひとりごと』1巻より
後宮で働く宦官。
後宮の女性たちが妃にふさわしいかどうか、自分の顔の美しさを使って測っている。長い黒髪と長身、切れ長な目元が麗しいと女官たちから評判。
男女問わず人気があるが、猫猫からは塩対応をされ、蔑むような冷たい視線に何故か心をときめかせている。時折ずる賢い知恵が回るため、猫猫から引かれているが気付いていない。
玉葉妃(ギョクヨウヒ)
©︎日向夏(ヒーロー文庫/主婦の友インフォス)、ねこクラゲ、七緒一綺、しのとうこ『薬屋のひとりごと』1巻より
翡翠宮(ひすいきゅう)に住む妃の1人。
御子・鈴麗(リンリー)の命を救った恩人として、猫猫を信頼している。聡明な性格をしているが、面白いことは好き。
高順(ガオシュン)
©︎日向夏(ヒーロー文庫/主婦の友インフォス)、ねこクラゲ、七緒一綺、しのとうこ『薬屋のひとりごと』3巻より
壬氏の従者で宦官。
丁寧な対応で壬氏をきちんと補佐している。猫猫のことを小猫(シャオマオ)と『ちゃん付け』で呼び、お茶目な一面もある。
漫画『薬屋のひとりごと』の見どころは?
漫画『薬屋のひとりごと』の見どころを、次の2つに分けてご紹介します。
- 猫猫の仕事ぶり
- 壬氏の暗躍
また、見どころに対するSNSでの感想もまとめました。
猫猫の仕事ぶり
後宮にやってきた猫猫は御子の連続死事件解決後、薬を作れる環境に身を置くことが許されます。花街の頃よりも道具が揃った場所で、薬師として腕を奮う猫猫の活躍は生き生きとした姿で楽しそう。
薬を作る工程や作業の様子も描かれているシーンは見どころです。
SNSでは、猫猫の活躍に次のような感想が投稿されていました。
壬氏の暗躍
皇帝や宮中のために暗躍する壬氏の行動は、見どころの1つです。
例えば、後宮で『本命の幼なじみ』と結ばれたい…と願う1人の妃の思惑通りに、猫猫に作らせた薬を使って計画通りに事を運ぶ用意周到な姿が描かれています。
SNSでは壬氏の活躍について、次のような感想が投稿されていました。
漫画『薬屋のひとりごと』はアニメ化しそう?
漫画『薬屋のひとりごと』が、アニメ化するのか気になる人も多いでしょう。
結論から述べると、2022年5月時点の情報ではまだアニメ化される予定はありません。放送予定などの情報は、一切ありませんでした…。
しかし、『次にくるマンガ大賞2019 コミックス部門 1位』を獲得したことや、アニメ化を望む声が多数あることを考慮すると、そう遠くないうちにアニメ化が決定しそうではありますね。
本格的にアニメ化される前に、原作小説やコミカライズ版を読んで、予習しておくのがおすすめですよ!
漫画『薬屋のひとりごと』は2種類ある!
漫画『薬屋のひとりごと』は、コミカライズ版が2種類あります。どちらも、ストーリーは原作小説に忠実ですが、作画担当が異なるため、イラストの印象が分かれるでしょう。
ここでは、2作品を簡単にご紹介しますので、参考にしてみてください。
【ビッグガンガン版】薬屋のひとりごと
作画 | ねこクラゲ |
掲載誌 | 『月刊ビッグガンガン』 |
【サンデーGX版】薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~
作画 | 倉田三ノ路 |
掲載誌 | 『サンデーGX』 |
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漫画『薬屋のひとりごと』を読んで、薬とミステリーの世界観にハマろう!
漫画『薬屋のひとりごと』のあらすじや登場人物、アニメ化情報などをご紹介しました。
男女問わずハマること間違いなしの宮中ミステリーは、1度読み始めると止まらなくなる面白さがあります。まだ読んでいない人は、ぜひ漫画アプリなどを利用してチェックしてみてくださいね。
ミステリー要素があるマンガって考察しながら読めるから好きだな〜
猫猫の活躍をもっと知りたいから、早速コミックを読んでみよーっと!
ちょっとした薬の知識も吸収できるから、賢くなれるかもね。