ヘルシーで淡白な味が話題を呼んでる『豆腐干』、一体どんな食べ物なの?と思ってしまいますよね。
そこで今回は、今話題の豆腐干についてご紹介します!低糖質で高タンパク、ダイエットや健康面でも取り入れたい豆腐干について調べてみましょう。
豆腐干ってどんな食べ物?
中国や台湾で良く食べられている豆腐の一種らしいよ。
麺状にして食べることも多くて、アレンジもしやすい食材みたいだね!豆腐干は一体どんな食べ物なのか、美味しい食べ方も一緒に調べてみよう!
中国の伝統食「豆腐干」はヘルシー食材として人気!
ヘルシーな食材として巷で噂になっているのが豆腐干です。
「豆腐干」は、中国や台湾では一般的に食べられている豆腐の一種。
固く作った豆腐からさらに水分を抜いて作られています。同じく日本で固い豆腐と言えば「岩豆腐」がありますが、それよりも食感は固めだとか。
水分を抜いて干して作る豆腐干は、中華料理などに良く使われています。
中華のコース料理などで、きゅうりなどと和えて出てくることが多いようですね。
本来豆腐はカロリーが低く、腹持ちが良い食材。
そのため豆腐干も、低カロリーでダイエット向きだと現在話題を集めているんですよ。
見た目は平べったい「餅」
日本のスーパーではなかなか取り扱いのない豆腐干ですが、中国や台湾では家庭料理として食べられることが多いため、メジャーな食品だそう。
固めに作った豆腐の水分を圧縮して抜いているため、豆腐干の見た目は「平べったいお餅」のように見えるんだとか。現地の中国や台湾では、この固形の状態で販売されていますが、日本ではあまり見られません。
日本では固い豆腐干を細くカットした「豆腐干絲」(トウカンス)として販売しているところがあるようですね。
千切りの「豆腐干絲」として麺状にして食べることが多い
固形の豆腐干も固いですが、千切りになっている豆腐干絲も、もちろん固い食感が特徴です。
中華料理のフルコースで出てくる豆腐干も、麺状になっていることが多く、良く和え物などで出てきます。
麺状の豆腐干の食感は、弾力があり、後味にほのかに大豆の香りがするのが特徴。食べるとただの麺ではなく、豆腐から作られた麺だということが分かります。
しかし大豆の香りは薄く、味は淡白なので、豆腐干は様々な料理にアレンジできるのが魅力です。いつもの麺を豆腐干絲に置き換えるだけで、簡単にヘルシー料理が完成します。
うどんやラーメン、パスタなど、多くの麺料理に対応できるさっぱりした味が特徴。元々が豆腐(大豆)なので、高たんぱく質で低カロリー、健康にも良いと嬉しいことが三拍子揃っている食べ物なんですよ。
低カロリー・低糖質!ダイエットにも最適
豆腐干はダイエットに活躍する低カロリー食材です。
気になるそのカロリーは、豆腐干100gあたり100~200kcal以内に収まると考えられます。豆腐干の水分の抜け具合によって、カロリーに若干幅が出ます。
一般的な木綿豆腐のカロリーは100gで約70kcal、絹ごし豆腐なら50kcalといわれています。豆腐干を「豆腐」のカテゴリーに当てはめて考えると、ややカロリーは高い傾向にあります。
しかし豆腐干はそれ単体で食べるものではなく、他の食材と一緒に調理したり、麺の代わりとして食べることが多いため、トータルで考えると非常に低カロリーな食材といえます。
また糖質に関しても、豆腐干の水分の抜け具合や販売している商品によって異なりますが、低い数値であることが分かっています。一般的には、豆腐干100gの糖質量は約5g前後とかなり低めです。
麺料理で主に使われるうどんやパスタ、中華麺などは、どれも100gあたりの糖質量が50gを超えます。これらと比較すると、糖質量が約5gの豆腐干が、いかに低糖質な食べ物であるかが分かりますね。
低カロリーな豆腐干は、カロリー制限ダイエットにも向いている食べ物ですし、糖質制限中の人の味方でもあるといえるでしょう。
豆腐干の購入場所は?
ヘルシーで高たんぱく質、ダイエット向きの豆腐干は、どこで購入できるのでしょうか?
実際、あまり日本のスーパーで豆腐干を見かけることは少ないはず。輸入食品を扱っている食料品店や、大型のスーパーなどに、稀に置いてあることもありますが、地域密着型の小型店ではなかなか見つけることは難しいでしょう。
豆腐干は中華料理に使われる食材であることから、中華料理の食材を扱うお店へ行けば手に入るはず。その一つが中華街です。中華街ではお店で豆腐干を使った料理を食べることもできますし、直接買って帰ることもできるはずですよ。
また、ネット通販などで手に入れる方法もあります。中華料理系の輸入食材や、中華街などが遠方の場合は、自宅まで届けてくれる通販を利用してみると良いでしょう。
どうやって食べる?豆腐干の食べ方
あまりに定番すぎて、豆腐干は中国や台湾ではどちらかというと地味な食べ物。中華料理でも豆腐干を使ったレシピは多々あれど、メインの料理は少ないようですね。
現在日本でヒットしつつある豆腐干は、現地の食べ方とは若干異なるようです。本場では、和え物や炒め物、冷菜など、副菜として豆腐干は食べられています。
豆腐干とパクチーの中華和え
日本では少し違い、豆腐干はダイエット食材として活用することが多く、料理もメインとして据えることが多いようですね。本場で定番の豆腐干料理は、「パクチーとの中華和え」です。
材料は豆腐干絲とパクチーのみ。ニンニクを効かせて、香り高くごま油でさっぱり和えた冷菜です。パクチーが好きな人なら、シンプルに豆腐干絲と和えるだけの簡単料理を味わってみてはいかがでしょうか。
パスタ・中華麺などの代わりに
日本で圧倒的に多いのが、豆腐干絲をいつもの麺の代替え食として食べる料理です。特に中華麺の代わりにすると、遜色ない美味しさだと話題です。
ほどほどに弾力もあるので、ラーメンの麺代わりとして食べても物足りなさを感じることがないといわれています。豆腐干絲のほど良い食感は、パスタへもアレンジ可能。
元々淡白な味なので、ミートソースやトマトソース、クリームソースなど、幅広いパスタソースと相性抜群です。いずれの日本風レシピも、現地民に言わせれば驚きの食べ方なんだそう。しかし、現地の人々も「食べてみたい」という声を寄せているそうですよ。
豆腐干の下処理のポイント
豆腐干は、いわゆる高野豆腐のイメージで扱うと良いでしょう。
つまり、美味しく調理するためには「下処理」が必ず必要です。豆腐干の下処理はそれ程難しくないので、すぐに覚えられます。下処理さえ覚えれば、後は自由にオリジナルレシピで調理できますよ。
豆腐の栄養はそのままに、低カロリーを実現した豆腐干は、まさにダイエッターの味方だね!
今は既に麺状になった豆腐干も販売されているから、下処理も簡単に自分流にアレンジできますよ!糖質制限やダイエットを考えている人は、一度試してみてくださいね!
豆腐干を食卓に取り入れてヘルシーな食生活を!
低カロリーで低糖質、ダイエットにぴったりの豆腐干絲は、中国や台湾の伝統食品。
ヘルシーなのに、しっかり水分を抜いているので豆腐の栄養素がギュッと凝縮して詰まっているのがポイント。
麺の代替品として使ったり、最初に豆腐干を食べることで食べすぎ防止にも役立ちます。クセがなく淡白で、弾力もほどほどにあるのも魅力です。
自由に味付けできて、食感も楽しめるので、満足感もしっかり感じられます。
ダイエットや糖質制限中の人はもちろん、日々の栄養バランスを考えて、豆腐干を美味しくアレンジして食べてみましょう!