韓国の人気料理『キンパ』とは?日本の海苔巻きとの違いなど

当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
ポチロー

韓国に日本の海苔巻きに似た食べ物があるらしいよ!具材たっぷりで、見た目も華やか、韓国グルメ通の間では評判のようだけど・・・どんな食べ物なのかな?

琴山麗子

それは【キンパ】のことだね!確かに日本の海苔巻きに似ていて、海苔巻きよりもたくさん具材を詰めているかな。でも色々違いがあるみたい・・・

琴山麗子

SNSではその鮮やかさに人気を集めているようだね。キンパは日本でも簡単に作れるみたいだよ。海苔巻きとの違いを踏まえて、キンパの魅力を見ていこう!

目次

フォトジェニックな海苔巻き?「キンパ」とは

「キンパ」は、見た目は具材がたっぷり入った日本の海苔巻きのような韓国グルメ。その発祥は、日本の海苔巻きだと言われています。日本の海苔巻きが1910年~1945年の併合期の朝鮮に伝わり、アレンジされたものだそう。当時は「ノリマキ」と呼ばれていましたが、1948年に韓国政府が「キムパプ」と名称を改めました。

以降、韓国ではノリマキを「キムパプ」「キンパッ」と呼ぶようになったとのこと。そんなキンパですが、見た目はボリューミーな日本の海苔巻きそのもの。中心に卵焼きや練り物・ハム・かまぼこなどをたくさん入れ、周りをご飯、一番外側を海苔で巻いています。具がたっぷりで鮮やかな見た目なので、フォトジェニックな韓国グルメとしてキンパはSNSでも良く知られた存在です。日本の韓国料理店でも、手軽に食べられる「ご飯モノ」として、キンパがメニューに載っているところはたくさんあるようですね。

韓国のファストフード

まだ日本では馴染みが浅いキンパですが、韓国では言わずと知れたファストフードなんですよ!韓国の街中には至る所にキンパ専門店があり、軽食屋さんでもキンパを食べることができます。さらにキンパは韓国の家庭料理としても親しまれているため、家庭ごとのキンパがあるようですね。海苔で巻いて手軽に食べられる、日本で言うところの「おにぎり」のような存在かと思われます。

具をご飯と海苔で巻いて、手軽に作れて持ち運びに便利なので、韓国ではお弁当などにも持っていく人が多いようです。キンパはたくさんの具を使っているのがポイント!たくさん具を使えば、キンパだけでも充分栄養バランスを整えられますね。手軽に食べられて美味しくて、栄養満点のキンパは、見た目も華やかでパーティーへの持ち寄りなどにも最適なグルメなんですよ!

日本の「海苔巻き」が由来!?

ところでキンパは「日本の海苔巻きが由来」という説があります。日本が朝鮮半島を統治していた時代、海苔巻きが伝来し、それが現地の人々によってアレンジが加えられ、現在のキンパになったと言われています。確かに「数種類の具とご飯を海苔で巻く」という一連の作業は、日本の海苔巻きと酷似しているものがありますね。

しかし日本の海苔巻きが由来であったとしても、現在のキンパには海苔巻きとは違う点が多々あります。海苔巻きにあってキンパにないもの、キンパにあって海苔巻きにないもの、両者の違いをチェックしてみましょう!

キンパと海苔巻きの違い

韓国のキンパと日本の海苔巻きの違いは、主に4つに分けられます。ご飯・温度・具材・海苔、の4種類です。どれもキンパと海苔巻きに共通する食材ですが、使い方や量、種類などが違います。海苔巻きを作っても「キンパができた!」とはならないように、キンパを作るには、特徴をとらえる必要がありそうですね。

ご飯

キンパと海苔巻きの一番の違い、それはご飯かもしれません。一般的な海苔巻きは、ご飯に酢飯を使います。やや固めに炊いたご飯に甘酢を入れて、酸味を効かせた酢飯で巻き寿司を作ります。

一方キンパは、通常の白米を使います。というのも、韓国には酢飯というものがありません。キンパに使うのも通常のご飯か、ご飯にごま油と塩を少量加えたものを使用します。なので海苔巻きを食べた時はさっぱりしたご飯の味が、キンパはごま油の風味が感じられるのです。

温度

食べてびっくりするのが、温度です。海苔巻きは酢飯を使うからこそ、しっかり冷まして具材を巻きますよね。当然、食べる頃にはご飯はキンキンに冷えているとまではいかずとも、そこそこ冷えているはず。それがまた、酢飯の味をキリッと引き締めて美味しいんですよね。

キンパは普通のご飯を使うので、当然ながら熱々のご飯で具材を巻きます。美味しいと感じる温度が、海苔巻きとキンパでは違うんです。キンパは熱々ご飯で作ってすぐに食べたほうが美味しいんですよ。韓国のキンパ専門店でも、販売しているのは熱々で巻いたキンパです。熱々を頬張って食べるのが美味しいんです。海苔巻き感覚でかぶりつくと、あまりに熱くてびっくりしてしまうかもしれませんね!

具材

人気の海苔巻きでイメージするのは何でしょうか?田舎巻きも美味しいですが、最近では海鮮巻きも人気がありますよね。マグロやサーモンなどと、きゅうりや卵焼きが一緒に巻かれた海鮮海苔巻きは、子供にも人気があります。日本の海苔巻きは、海鮮を具材に使うのが特徴です。

キンパはというと、生ものは具材には使いません。それは熱々ご飯を使うことからも分かりますよね。生ものを一緒に巻いてしまうと傷んでしまいます。しかしキンパの具材は生ものは入れないものの、非常にバラエティに富んでいます。甘辛炒めの牛肉やたくあん、にんじんのナムル、ツナ、かにかま、卵焼き、キムチ、チーズ等々・・・。専門店や各家庭によって巻く具材はそれぞれ変わります。生もの以外であれば、何を巻いてもOKという点が、気負わず作れて手軽、と言われる由縁なのかもしれませんね。

海苔

キンパとは韓国のフォトジェニックな海苔巻きだからこそ、ごま油と塩味が効いた韓国のりを使うんでしょ?と思う人もいるかもしれません。しかし、キンパで使う海苔は、普通の焼き海苔を使います。この点では日本の海苔巻きと全く同じといえます。

ただしキンパはごま油を味のアクセントにするため、仕上げにはけで海苔全体にごま油を軽く塗ったり、ごま油を付けた包丁でカットします。手先にごま油を付けてキンパを作ることもあるようです。キンパの海苔は味が付いていない焼きのりが使われますが、食べるとごま油の風味が漂ってきます。

その他細かい相違点

その他細かい点では、海苔巻きとキンパの違いは食感とも言えます。日本の海苔巻きには茶色いものとして、しいたけやかんぴょうの煮物が入っていますよね。甘辛く煮込んだしいたけやかんぴょうは旨味が効いて美味しいものです。キンパでいう茶色いものは、ごぼうです。ごぼうは塩で炒ってあり、キンパの塩味を調節していますが、これが食感に大きな違いを出しているのです。

海苔巻きはどちらかというと、海苔とご飯、具材が一体化した食感が魅力です。一方キンパはかなり固めの食感のアクセントがあります。そのため非常に食べ応えも感じられ、良く噛んで食べることで満腹中枢も適度に刺激されるというわけですね!

各通販サイトでお取り寄せ可能なキンパ

「見た目もキレイで、美味しそうなキンパを食べてみたい!」そう思われた人も多いはず。そこで各通販サイトでお取り寄せ可能なキンパを調べてみました!

選べるキンパ6本セット

引用:楽天市場

合計10種類から好みのキンパを6種類自由に選べるお得なセット販売。
冷凍で届くから、好きな時に好きな分だけ食べられるのも魅力!

グルメ 食品 お惣菜 和惣菜 韓国風太巻 牛肉入ナムルキンパ

引用:楽天市場

定番のナムルと牛肉入りのキンパ。
種類が多くて迷ってしまう人は、まずは入門編のコレがおすすめ!

牛焼肉 キンパ 約47g×6個入

引用:Amazon

牛肉や卵焼き、にんじん、高菜など、鮮やかな彩りを楽しめる定番のキンパ。
冷凍で届くので美味しさそのまま!

韓国 冷凍食品 キムチダッカルビキンパ 6個セット

引用:Amazon

鶏そぼろとキムチが旨辛いキンパ。コチュジャンで炒めた甘辛い鶏そぼろとキムチ、ナムルなど7種類の具材がたっぷり入っています。1袋6個入りなので、食べ切りサイズでおすすめ!

ポチロー

へ~!キンパって本当に海苔巻きそっくりなんだね!でも知らずに食べたら、熱々ご飯にまずはびっくりしちゃうかな。

ポチロー

味付け肉とかナムルとか、入っている具材も魅力的だね!

琴山麗子

韓国の家庭料理としてもお馴染みのキンパは、入れる具材に特別な決まりはないようだよ。

琴山麗子

生ものは入れないけれど、常備菜のナムルを入れたりキムチを入れたり・・・各家庭によってキンパの味があるっていうのも楽しいね!いつか韓国に行った時にはキンパ食べ歩きがしたいね!

日本から伝わった彩り豊かなキンパ!お取り寄せで味わってみよう!

日本から朝鮮に伝来したキンパ。今ではすっかり韓国グルメ、ファストフードの定番となっています。中に入っている具材は特別なものではなく日本でも揃えられるものばかり。熱々ご飯を海苔巻きにするのは最初は違和感があるけれど、彩り豊かで冷ます手間も省けてとっても簡単!まず本場の味を試したいという人は、手軽にお取り寄せできる絶品キンパを試してみてくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次