イタリアに、貝殻の見た目のかわいい焼菓子があると聞いたんだけど・・・
それは、次にブーム到来!?と騒がれている【スフォリアテッラ】じゃないかしら。繊細な食感が現地でも人気のスフォリアテッラは、日本ではまだ馴染みが浅いわね。
一度食べたら病みつきになるといわれている、かわいくて風味豊かなスフォリアテッラ、今回は特別に簡単レシピや通販情報も紹介しましょう!
パリパリサクサク!リッチなイタリアドルチェ「スフォリアテッラ」
スフォリアテッラは、現地イタリアでも人気の焼菓子。パイ生地が何層にも重なっているような焼菓子で、パリパリサクサクした繊細な食感が魅力であり最大の特徴です。
その歯応えは固くもなく軽くもなく、クロワッサンでもなければパイ生地でもない、スフォリアテッラ特有のものといわれています。何層にもなったパリパリ生地の中には、リコッタチーズやレモンの風味漂うペーストなどが入っていることがほとんど。
クリームの入ったパイのように思えますが、スフォリアテッラは生地を味わうイタリアの焼菓子。レシピで最も難しいのは「焼き」の工程だといわれています。現地イタリアでも、お店ごとに僅かながらに食感が異なるんだとか。
繊細な食感が名前の由来
スフォリアテッラは、イタリア語で「ひだを何枚も重ねた」という意味があります。
その名の通り、スフォリアテッラは極薄の生地が何枚も層になって重なり合ってできている焼菓子です。層になった生地の、パリパリした食感がたまらなく美味しいと病みつきになってしまう人が続出なんですよ。
なお、複数形になると、【スフォリアテッレ】となりますが、意味合いとしては同じです。
1つの大きさや形は?
スフォリアテッラは例えるなら、日本のコンビニおにぎりくらいの大きさです。一般的なクロワッサンよりは随分小さいので、一人一個はペロッと食べられそうです。
また、形は巻貝のような、三角のか形をしています。この形は元々スフォリアテッラが誕生した、修道院のフードを表していたようです。
現在はバリエーションも豊富なスフォリアテッラですが、正統派のものと食べるとなると手のひらサイズの貝殻型ということになります。
パイでもクロワッサンでもない!スフォリアテッラの定義とは!?
サクサクパリパリ食感が魅力のスフォリアテッラ。その独特の食感は、バターをたっぷり練り込んだパイ生地でもクロワッサン生地でもない、スフォリアテッラ特有のものといわれています。
では、パイにもクロワッサンにも当てはまらないスフォリアテッラは、どんな定義が定まっているのでしょうか気になりませんか?一般的な定義は以下の通りになっています。
一般的なスフォリアテッラの定義
- 全体に均一な焼き色が付いていること
- 層になった生地が、それぞれパリパリサクサクと軽やかで独立した食感であること。
- 外の生地は基本的にプレーン。ラードが練り込まれており、粉糖がかかっている。
- 伝統的なものは、シトロンの風味付けがされたリコッタチーズが詰まっている。
バラエティ豊富なスフォリアテッラが誕生している中、王道のものを食べたいなら上記に当てはまるものを探してみましょう!
偶然の産物!?スフォリアテッラが誕生するまで
現在スフォリアテッラはナポリのバルで必ずメニューにあるドルチェ。イタリア人にとってポピュラーな焼菓子の歴史は、約400年前の17世紀に遡ります。
スフォリアテッラは作ろうと思って作られた焼菓子ではなく、偶然の産物で誕生した奇跡の焼菓子なんですよ。スフォリアテッラ誕生の秘密については諸説ありますが、もっとも有名な修道院での「セモリナ粉事件」をご紹介します。
修道院の傷んだセモリナ粉が起源「セモリナ粉事件」とは?
スフォリアテッラの起源は、リマのサンタローサ修道院だったといわれています。当時シスターたちは厳格な生活を送っており、自分たちのブドウ畑を持って小麦を育ててパンを作っては、外部となるべく接触しない自給自足の生活をしていました。
ある時、食事係のシスターがセモリナ粉のパスタを牛乳で炊きすぎてしまいます。処分しようにも厳格な生活を送っていたシスターは、その方法を考えあぐねてしまいました。
そこで別のシスターが機転を利かせ、炊きすぎたパスタに砂糖とドライフルーツ、レモンシロップを加え、甘い餡に練り上げました。さらにパスタ生地を用意して、その餡を包んで焼いたものが、最初のスフォリアテッラだったといわれています。
処分するしかないと思っていたものを、シスターの妙案で美味しいドルチェに変えたというわけですね。
最初は修道院だけで作っていたスフォリアテッラだけでしたが、その美味しさに噂が噂を呼び、ナポリのパティシエが真似て作るようになったとのこと。こうして、スフォリアテッラはイタリアのナポリ全土に広まっていったんです。
サクサク美味!スフォリアテッラを作ってみよう!
パイでもクロワッサンでもないサクサクパリパリ、カリカリの焼菓子、スフォリアテッラ。
しかし熟練のパティシエでも、生地や焼き加減を調節するのは難しいとのこと。
そこで自宅でも簡単に作れる、冷凍パイシートを使用したスフォリアテッラのレシピをご紹介します!
手軽にスフォリアテッラを味わうならお取り寄せがおすすめ!
お菓子作りは苦手、でもスイーツ大好き!という人は多いですよね。そんな時は、自宅で本格スフォリアテッラを味わえるお取り寄せを利用しましょう。
みんなから絶賛されている、スフォリアテッラのおすすめ通販情報をお届けします!
1.【冷凍】スフォリアテッラ M 10個入
冷凍のままオーブンで30分ほど焼くだけで、本格的なスフォリアテッラがご自宅で簡単に楽しめます!中身はドライフルーツが混ざったリコッタチーズが入っているので、外側はサクサク、内側はトロっとした食感に。
2.ナポリ発祥のスイーツ・スフォリアテッラ×10個!
オレンジピールのアクセントがクセになる、リコッタチーズ入りのスフォリアテッラ。赤ワイン・スパークリングワインに合うので、おつまみについついたくさん食べすぎないようにご注意を…!(でもそれだけ美味しいっていう証拠!)
3.【冷凍】 イタリア産 スフォリアテッラ Mサイズ(70g)
シンプルかつ王道なスフォリアテッラを楽しみたいならこちら!オレンジ・レモン・パンプキンをほのかに感じられる味わいと、中に詰まったナチュラルチーズの相性が抜群です。
貝殻の形がかわいい〜!1つ食べると結構ボリュームがあるから、イタリアでは軽食としても食べられているんだね!
スフォリアテッラ独特の食感は、生地にラードを塗って重ねていくのがポイント!オーブンで焼いた時に揚げ焼きのようになって、あのパリパリサクサクが生まれるようだよ。
通販では既に成型されたスフォリアテッラをお取り寄せできるから、オーブンで焼くだけで熱々出来立てが食べられる!是非利用してみてください!
次なるブームの予感!?スフォリアテッラを要チェック!
パイでもなくクロワッサンでもなく、同じイタリアドルチェのカンノーロよりもリッチな焼菓子、スフォリアテッラ。見た目もかわいく、お茶菓子として出すと喜ばれそう。
日本ではまだポピュラーなお菓子ではないものの、お取り寄せで焼き立てを食べられるようですね。次なるブームの予感がするスフォリアテッラは、魅惑の食感の焼菓子。
誰より早くトレンドスイーツをチェックして下さいね!