サクッと軽くてふわっと溶けるメレンゲが主役のパブロバって、どんなスイーツなんだろう?
今回はこんな疑問を解決するべく、パブロバについてご紹介します!
軽い食感とフォトジェニックな見た目、そして何より低カロリーなパブロバ。マリトッツォなど、毎年スイーツが流行しますが、次にブームが来るスイーツと言われています。
家でも作れるスイーツなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
軽い食感が魅力!メレンゲのお菓子パブロバ
パブロバはメレンゲを土台にした食感の軽いお菓子。
大きく円形に広げたふわふわのメレンゲをカリッと焼き上げ、中に生クリームを詰めて好みのフルーツをトッピングしたスイーツです。
土台の真っ白なメレンゲの広がる様が、バレリーナの「チュチュ」という衣装をイメージさせるスイーツとも言われています。
外側のメレンゲはサクッと、中に詰めた生クリームはとろりとしており、その食感の違いがなんとも美味なスイーツなんですよ。
生クリームと共に飾り付けるフルーツは、季節のものでOKと言うのも、パブロバを作りやすい理由の一つ。旬のフルーツやミントの葉など、彩りよく仕上げれば、あっという間にフォトジェニックなパブロバの完成です。
実は低カロリー!?その秘密は・・・
白いメレンゲにたっぷりの生クリームが特徴的なパブロバですが、相当甘くて高カロリーなのでは・・・?と思う人もいるかもしれませんね。
しかし心配ご無用、パブロバは一般的な洋菓子よりもカロリーが抑えられたスイーツなんですよ。
と言うのも、パブロバのベースとなっているのはメレンゲです。メレンゲは卵白とグラニュー糖を泡立て、オーブンで焼いて作るお菓子です。
卵白自体にそれ程カロリーがないため、パブロバの土台になっているメレンゲは、ほぼグラニュー糖のカロリーと考えて良いでしょう。
それにパブロバには一般的なスポンジケーキに使われる、小麦粉やバター、卵を使いません。その分、カロリーは低いと言えます。
コストもかからないスイーツ?
パブロバは低カロリーなだけでなく、低コストなスイーツでもあります。
先にご紹介した通り、パブロバの土台はメレンゲ。卵白とグラニュー糖で作れます。
その他にパブロバに必要なのは、トッピングの生クリームとフルーツと言うシンプルさ。冷蔵庫のありあわせの材料でもすぐに作ることができる、低コストで手軽なスイーツなんですよ。
発祥はニュージーランド?オーストラリア?
低カロリーで低コスト、サクッとふわとろ食感が魅力。そんなパブロバですが、その発祥については明確に定まっていません。
発祥はニュージーランドやオーストラリアとも言われているのですが、ニュージーランドもオーストラリアも、パブロバの発祥は自国だと主張し互いに譲っていません。
どちらの国でも、パブロバは庶民に親しまれているお菓子です。
スーパーマーケットでは焼き上がったメレンゲが販売されていて、各家庭は自宅で思い思いのトッピングをしてホームパーティーなどに出しているようです。
また、パブロバはクリスマスケーキとしても人気です。その他、バースデーケーキやお祝い、記念日などでもパブロバは良く登場します。
ニュージーランドやオーストラリアでは、パブロバはとても庶民に親しまれているスイーツです。
世界的バレエダンサー「アンナ・パブロワ」が名前の由来
パブロバの見た目は、バレリーナのチュチュのように円形に広がっており、華やかです。見た目だけでなく、パブロバの名前の由来も、バレリーナ由来と言われています。
パブロバを有名にしたバレエダンサーは、20世紀初頭に活躍した「アンナ・パブロワ」です。ロシア出身のバレリーナで、世界各地で公演をした第一人者です。
彼女がパブロバを食べたのは、1926年のこと。オーストラリアの滞在先のホテルとも、ニュージーランドのホテルとも言われています。
滞在先のアンナ・パブロワが「美味しいお菓子を食べたい」と言ったのに対して出されたスイーツが、メレンゲを焼いてクリームとフルーツでトッピングしたものだったそう。
エレガントで華やかなスイーツを彼女が気に入り、後にこのメレンゲ菓子がパブロバと呼ばれるようになったようです。
実は簡単!?映えスイーツ・パブロバを手作りしてみよう!
フォトジェニックで華やかなパブロバ、自宅で作るのは難しそう・・・と思っていませんか?冷蔵庫のありあわせの材料で作れるパブロバは、実は作り方もコツさえ掴めば簡単。
ポイントは、「手早く・冷やす・スピーディに」です。
では、そのポイントを踏まえて映えスイーツのパブロバを作ってみましょう!
ヘルシーでも食べすぎ注意!パブロバで素敵なティータイムを!
軽い食感と甘いクリーム、見た目も美しいパブロバはティータイムを一気に華やかにしてくれます。手の込んだスイーツのようで、実は作り方はとっても簡単。
初めて作る人でも、きっと上手に作れてしまいますよ!
ヘルシーでも食べすぎは注意したいパブロバ。メレンゲさえ上手に焼ければ、アレンジは自由自在なので、自分だけのオリジナルレシピを考えて美味しく味わってくださいね!
ローカロリー、ローコストって…最高のスイーツじゃない?
自分で作るなら、しっかりツノが立ったメレンゲがポイント!材料も揃えやすいし、是非作ってみてくださいね!