【保存版】ルーペの選び方!倍率や種類はどれがおすすめ?

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ルーペは「拡大鏡」「虫眼鏡」とも呼ばれる、光学機器の一種

新聞等の読書から、校正・校閲、ジュエリー鑑定、精密作業まで役に立つ優れたアイテムです。

今回は、そんなルーペの選び方について詳しく解説します。

ポチロー

最近、本の小さい文字が読みにくくて困ってるんだよねぇ…

石野真世

それならコレ!文字を拡大できるルーペをおすすめするわ!

目次

ルーペとは?

ルーペは小さい文字を拡大して読みやすくするアイテム。

見るものを大きく拡大して見られることから、「拡大鏡」「虫眼鏡」と呼ばれることも。加齢で視力が衰えた方はもちろん、校正・校閲、ジュエリー鑑定、精密作業を行う方にもおすすめです。

1個持っておくと重宝する道具で、最近はコンパクトサイズでおしゃれなものが増えています。

ルーペの注意点

ルーペを購入する前に、以下の注意点を抑えておきましょう。

注意点1】老眼鏡とは違う

ルーペはあくまでも小さい文字を拡大するアイテムで、老眼鏡とは違います。ルーペには老眼鏡のようにピントを調整し、視力を矯正する機能はないからです。

しかし加齢で文字が見えにくくなってきた方が使うと、文字が拡大されて読みやすくなる便利なグッズです。

小さな文字が読み辛い、細かい作業がしにくいという方は、日常生活にルーペを取り入れてみてはいかがでしょうか?

注意点2】太陽を直接見ると失明の恐れがある

ルーペのレンズを通して直接太陽を見ると、網膜障害・失明のおそれがあるため、避けましょう。

また、レンズを陽の当たるところに置いておくと、火災に発展する可能性があるため注意しなければなりません。

ルーペの選び方

ルーペは持ち歩きタイプからメガネタイプ、スタンドタイプなど種類が豊富です。

レンズの倍率やサイズ、価格もさまざまで、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。

そこで、以下でルーペの選び方を解説します。

選び方1】倍率で選ぶ

倍率とは、25cm離れて対象物を見たときに対象物が何倍に大きくなるかという意味です。

ルーペの倍率は高ければいいのではなく、見たいものが見える倍率がベスト。拡大しながら文字を読むのなら低倍率、対象物を詳細に見たいなら高倍率と、用途ごとに使い分けましょう。

見える中では最も低倍率を選ぶ方が、視野が明るくなるのでおすすめです。

不必要に大きな倍率のレンズを使うと、視野が狭くなって目が疲れやすくなり、重量も重たくなり、使う時の姿勢も取りにくくなってしまいます。

細かい文字を読みたい方なら、1.6~2倍

引用:Amazon

老眼の方や細かい文字を見たい方におすすめなのが、1.6~2倍のレンズ。このサイズで見にくい場合のみ、倍率を1段階上げましょう。

より細かな文字を見たいなら、3~4倍

引用:Amazon

3〜4倍のルーペは、手芸などより細かな対象を見る用途に向いています

見るだけでよいのであれば手持ちルーペ、見ながら作業をしたいなら手が自由になるスタンドルーペ・メガネルーペなどがおすすめです。

宝石鑑定なら、10~20倍

引用:Amazon

宝石鑑定や商品検査の場合は、10〜12倍の高倍率が向いています。ただし、レンズの倍率が高くなるほど視野が狭く、目への負担が大きくなることもあるので、適切な倍率のものを選びましょう。

少しの時間なら目の負担も少ないため、間に休憩をはさむことをおすすめします。

適正倍率

ルーペの用途と、どのぐらいの倍率、レンズサイズが適切なのかを表にまとめました。

スクロールできます
用途倍率レンズサイズ
普通の老眼の方の読書用1.25~2倍まで75mm以上
手芸など細かい作業2.5倍70mm
野外でのカンタンな昆虫観察5倍40mm
宝石鑑定、商品検査10~20倍10~30mm

倍率が大きくなるほど、レンズサイズが小さくなります。宝石鑑定など対象物をより精密に見る場合は倍率が大きいレンズが必要ですが、普段新聞や本を読む程度なら低倍率でも十分です。

ルーペは倍率が大きければいいのではなく、自分の目の状態や用途によってベストな倍率を選ぶことが大事です。

選び方2】形状で選ぶ

ルーペにはさまざまな形状のものがあります。

用途に適した形状のものを選ぶことをおすすめします。

読書や動植物の観察なら!手持ち型

引用:Amazon

読書や動植物の観察なら、手持ちタイプのルーペがおすすめです。必要な部分だけ拡大するので、ギャップが少なく目が疲れにくいのが特徴

レンズの大きさや倍率の種類が豊富なので、見え方や用途に合うものを選びやすいです。

ただし、片手がふさがるので、本を読みながら作業もしたい方には不向きです。

両手で作業ができる!スタンド型

引用:Amazon

スタンド型はルーペを持つ必要がないため、時計の修理や機器検査、模型塗装など両手を使う作業に適しています。

塗り絵やプラモデルの組み立てなど、じっくり行う作業にも向いています。

使う場所は限られますが、対象物との距離の調整が不要で安定した視界を確保できるのがメリットです。

土台の安定性のいい物や、クリップ式で自由に固定できるものを選びましょう。

外出先で使えて両手で作業ができる! メガネ型

引用:Amazon

メガネタイプもスタンド型と同様にルーペを持たなくていいので、両手で作業できます。刺繍や塗り絵、プラモの組み立てなどの趣味活動の際におすすめです。

スタンド型との違いは、使う場所を選ばないこと。跳ね上げ式を選べば、かけ外しをすることなくストレスフリーで使えます。フレームレスで広い視野を確保できるタイプもあります。

ただし、目への負担は大きいので、長時間の使用は避けましょう。

外出先で使いたいなら!持ち歩き型

引用:Amazon

外出先で気軽に使うなら、折りたたみ式やペンダント型などの「持ち歩き型」がおすすめです。

布袋に入れてポーチやバッグに携帯することで、書類や手紙の文字が読みにくい時などにサッと取り出せます。

屋外での自然観察・昆虫観察などにも向いています

ただし、コンパクトサイズのものが多く視野が狭くなるため、長時間の作業や精密作業には不向きです。短時間での使用を心掛けましょう。

選び方3】レンズの種類で選ぶ

用途に合ったレンズの種類を選びましょう。

長時間の使用なら、非球面レンズやフレームレスが疲れにくい

球面上のレンズは端の方がゆがんで見えるため、長時間使用すると目が疲れたり気分が悪くなったりすることがあります。

そのような事態を避けるためには、レンズの片面または両面がカーブしていない非球面レンズがおすすめです。

中心と端の見え方のズレが少なく、ゆがみを気にせずに作業できます。デメリットは高価なことです。

メガネタイプを選ぶなら、フレームレスタイプが視界が遮られないので見やすくておすすめです。デメリットは重量を感じやすい点です。

透明性が高く視野が明るいレンズなら、ガラス製

ガラス製レンズは透明性が高く、視界が明るいのが特徴。キズが付きにくく、使える寿命も長いです。デメリットは割れる事があり、比較的重い点です。

軽量で扱いやすいレンズなら、プラスチック製

プラスチック製のレンズはガラスよりも軽量で割れにくいので、扱いやすいのがポイント。デメリットはキズが付きやすく熱に弱いところです。

選び方4】機能で選ぶ

プラスアルファの便利な機能で選ぶ方法もあります。

複数のレンズ付きなら、幅広い用途に使える

引用:Amazon

ペンダントルーペやカード型ルーペの中には、1個のルーペに2~3枚のレンズが搭載されているアイテムもあります。

使い分けることでサイズ違いの文字を読むなど、さまざまな用途に使用が可能。

中には倍率違いのレンズを層状に重ねられる商品もあり、単体で使用するだけでなく、重ねることでより高い倍率のレンズとして使用することができます。

読書だけでなく細かな作業もしたい方や、家族でルーペを共有したい方におすすめのタイプです。

LED&ブラックライト付きなら、暗所でも細かい確認ができる

引用:Amazon

薄暗い場所で作業したり夕方になると文字が読みにくくなったりする方は、LED&ブラックライトがついたルーペをチェックしてみてください。暗所や手元が暗い場合も使いやすいですよ。

LEDライトつきタイプのデメリットは電池をこまめに交換しなければならないことですが、電池不要の充電式のタイプもあります。

おしゃれなデザインなら、抵抗なく使える

引用:Amazon

ルーペを使うのに抵抗感があるをかじる方には、おしゃれなデザインのルーペをおすすめします。

クレジットカードサイズの本のしおりのようなルーペや、スワロフスキーがちりばめられたペンダントタイプなど、さまざまな種類があります。

おすすめのルーペ3選

おすすめのルーペ3つを厳選しました。

  1. Phoenix 宝石鑑定用 ジュエリールーペ【倍率40倍】LEDライト/専用ケース付き
  2. GOKEI 拡大鏡 ルーペ 1.6倍 【7点セット】跳ね上げ式
  3. LEDライト付き!ジュエリールーペ10倍
石野真世

どれにするか迷っている方は選択肢に入れてみてくださいね♪

Phoenix 宝石鑑定用 ジュエリールーペ【倍率40倍】LEDライト/専用ケース付き

引用:Amazon

倍率40倍のジュエリー鑑定・校閲作業など細かい作業をする方におすすめのルーペです。

LED&ブラックライト搭載なので、暗所でも明るくハッキリ見えます。軽量・コンパクトサイズなので、持ち運びもラクチンです。

商品詳細

ブランドPhoenixLoupe
カラーシルバー
サイズ展開時:鏡面直径25mm×全長105mm 折りたたみ時:62mm
重量95g(電池込み)

GOKEI 拡大鏡 ルーペ 1.6倍 【7点セット】跳ね上げ式

引用:Amazon

倍率1.6倍の新聞や本を読むときにおすすめの、メガネの上からかけて使えるメガネ型ルーペ。

ワンタッチでレンズアップできる跳ね上げ式で、軽量ボディーです。フレームがないので、広い視野でクリアに見れます。

商品詳細

ブランドGOKEI
カラーブラック、パープル
サイズレンズ部幅:約15cm、高さ:約4.5cm、テンプル部長さ:約16cm
重量約51g

LEDライト付き!ジュエリールーペ10倍

引用:楽天市場

LEDライト付きで明るく見やすい宝石鑑定用ルーペです。

LED照明が付いているので、手元に影が落ちてしまっているときでも見やすい明るさにできます。手のひらサイズで持ち運びにもピッタリです。

商品詳細

サイズ(約)幅4×高さ2㎝
ケースサイズ8×6×4㎝
電源LR1130ボタン電池

まとめ】ルーペを使って快適に読書や手芸・精密作業をしよう

引用:Amazon

「細かい字が見にくい」「薄暗いと見にくい」「ぼやけて見にくい」という方は、おしゃれなルーペで快適に読書や手芸・精密作業をしましょう。

ポチロー

ペンダントやカードタイプなどおしゃれなデザインも多いんだね。これなら僕もチャレンジできそうだ!

石野真世

必要最小限の倍率のものを選ぶのがコツよ。倍率が高すぎると目に負担をかけてしまうわ。

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