今回は目的に合わせたトレーニングマットの選び方と、実際に使用している人の感想なども交えて紹介するね!
自宅で筋トレやヨガなどをする場合、トレーニングマットは必須ですよね!
しかし、トレーニングマットといってもマットの厚みや素材、サイズなど様々なタイプがあるため、初めてトレーニングマットを選ぶ方は、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで、今回は目的に合わせたトレーニングマットの選び方を紹介していきますのでトレーニングマットを選ぶ際の参考にしていてください!
自分の好きなトレーニングマットを適当に選んでも大丈夫かな?
目的に合わせた選び方をしないと凄く使いにくいから適当に選んじゃダメだよ!
【トレーニングマットの選び方①】目的に合わせて厚みを選ぶ
トレーニングマットの選び方で特に注意したいのがマットの厚みです。
ヨガ・ストレッチのような静かなトレーニングをメインに行うのか、筋トレをメインに行うのかによって使いやすい厚みのマットが異なります。
ヨガ・ストレッチにおすすめの厚さ
ヨガ・ストレッチの場合は、4~6㎜程度の厚みのトレーニングマットがおすすめです。
薄いため、軽量なのでヨガスタジオなどにトレーニングマットを持っていきたい人にも使いやすい厚みですよ。
ただ、マットの厚みが薄いということは、防音性やクッション性はあまり期待できません。
そのため、防音性も必要なら、クッション性の良さをアピールしている商品を選ぶといいでしょう。
筋トレにおすすめの厚さ
スクワットなどの自重トレーニングをメインに行う場合は、厚さ10㎜ほどのトレーニングマットがおすすめです。
10㎜程度の厚さがあれば、防音性も優れていますし、肘や膝を付くトレーニングを行っても関節が痛くなりにくく、バランスがとりやすいからです。
また、トレーニング中にマットがずれないようマットの表面と裏面に滑り止め加工が施されたタイプならさらに使いやすいですよ!
ただし、腹筋ローターやプッシュアップバーなどのツールを使ったトレーニングが多い場合は、マットが厚すぎるとツールが沈み込み動かしにくくなります。
そのため、腹筋ローラーなどツールを使ったトレーニングが多い方は厚さ6㎜以内のマットのほうがスムーズにツールを使えるのでおすすめです。
厚みあるマットは初心者に使いやすく防音性も優れている
ヨガでも筋トレをする場合でも、10㎜以上の厚みのあるトレーニングマットは安定感がありますし、防音性・防振性にも優れているため初心者におすすめです。
また、厚さが1〜2㎝程度あるトレーニングマットなら、防音性・防振性が非常に高いのでダンスエクササイズやダンベルを使用したトレーニングに最適ですし、床を傷つけるリスクも軽減できますよ!
ただ、クッション性は劣るので自重トレーニングがメインの方は、上に10㎜程度の厚さのマットを敷くなどして使いやすいよう調整するといいでしょう。
【トレーニングマットの選び方②】素材で選ぶ
素材によって独特の匂いがするものもあるので、匂いに敏感な人や自室でトレーニングマットを使いたい人は注意して選びましょう!
トレーニングマットの素材には以下の様な種類と特徴があります。
- NBR(ニトリルゴム)
- PVC(ポリ塩化ビニール)
- EVA (エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)
- TPE素材
NBR(ニトリルゴム)
耐久性・弾力性に優れた素材なので、膝や肘をついて行うトレーニングをする方におすすめ。
摩擦による劣化が起こりにくいので、「長く使いたい」と考えている人にも向いています。製品によってはゴム系の匂いがするものもあるので匂いに敏感な人は注意が必要です。
PVC(ポリ塩化ビニール)
ジムなどで使われていることの多いタイプのマットで、リーズナブルな価格が多いです。
色やデザインが豊富なので「見た目にもこだわりたい」という方におすすめですが、耐摩擦性、耐水性は低いので汗をたくさんかく人や、長く使いたい人には向いていません。
また、少し塩化ビニール系の匂いがします。
EVA (エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)
水に強く、クッション性があり耐久性にも優れているためハードなトレーニングを行う方や初めてトレーニングマットを使う方でも使いやすい素材です。
軽量タイプが多く持ち運びにも便利で、匂いもほぼありません。
TPE素材
水に強く耐久性もある素材なので、汗をよくかく人や、ハードなトレーニングを行う方にも向いています。
薄くて軽量なので持ち運びに便利で匂いはほぼありません。
【トレーニングマットの選び方③】サイズ・収納方法で選ぶ
ロールタイプのトレーニングマットだと、くるくる巻くだけなので片付けが楽ですし、スキマに立てかけておけば、収納場所もそれほどとりません。
ただし、10㎜以上の厚さがあるマットの場合はクルクル丸めると大きくなりますし、マットが丸くなるクセがつきやすくなり、逆に収納スペースに困るので注意が必要です!
ヨガマットや薄いマットなら丸めて収納してもクセが付きにくいので気にしなくても大丈夫です。
折りたたみタイプは、バッグの中に折りたたんで収納できますし、軽量なので持ち運びに適しています。
ただ、折りたたみタイプは折り目が付いていたり、薄くクッション性がないタイプ、滑り止めがないタイプも多いので自宅でガッツリ使いたい!という人には向いていません。
簡易的な作りのものなので、メインで使うのではなく「持ち運び用」として考えておきましょう。
ジョイントマットタイプは、パズルのようにバラバラにしたり組み立てたりできるもので、使わないときは分解して収納できるため収納場所を取らず、持ち運びにも便利です。
また、最小限のスペースでトレーニングをする場合は4枚入り、部屋全体をトレーニングスペースにしてしまうなら48枚入りにするなど、必要なスペースに応じてマットの枚数を選べるのもメリットですね。
ジムやヨガスタジオ、旅行先などにもトレーニングマットを持っていきたい人は、「折りたたみタイプ」や「ジョイントマットタイプ」がおすすめ!
おすすめのトレーニングマット
アディダス(adidas) トレーニングマット ADMT-12235
素材 | ニトリロゴム |
厚さ | 10mm |
サイズ | 183cm×61cm×10mm |
リーボック(Reebok) トレーニングマット
素材 | ニトリルブタジエンゴムフォーム・ポリ塩化ビニル |
厚さ | 7mm |
サイズ | 7×610×1730mm |
EMPT(イーエムピーティー) ジョイントマット
素材 | エチレン酢酸ビニル・金属 |
厚さ | 1,2cm |
サイズ | (1辺)60cm×60cm×1,2cm |
目的に合った使いやすいトレーニングマットを選ぼう!
トレーニングマットの選び方について紹介しました。
トレーニングマットは、目的に合わせてマットの厚みを選ぶ他、耐久性や匂いなど素材によって特徴が異なるため、マットを選ぶ際は素材にも気をつけてください。
せっかく運動をするのなら、使いやすいトレーニングマットで気持ちよくトレーニングを続けてくださいね!
トレーニングマットって、どんなトレーニングをするのかによって適したタイプを選ばなきゃダメなんだね!
そうだね!筋トレをする人がヨガ用のマットを使うと滑ったり、厚みが足りず肘や膝を痛めたりすることもあるから注意が必要だよ!