キャンプやアウトドアなどに欠かせないクーラーボックス。しかし、いざ購入しようと思うと意外と種類が多くてどれを購入しようか迷う人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はクーラーボックスの選び方や、クーラーボックスと保冷バッグの違いなども紹介していくので、クーラーボックス選びの参考にしてくださいね!
クーラーボックスが欲しいんだけど、容量や素材とか色々と種類があってどれを選べばいいのかよく分からない…
クーラーボックスは5L程度の小さなサイズから、100L以上の大きなタイプまであるから選ぶのが難しいよね
でも、適当に選ぶと保冷機能が落ちることもあるし、食材などを入れにくかったり使い勝手がすごく悪くなるから、きちんと使用用途や人数に合ったサイズ・素材を選ばなきゃ駄目だよ!
用途別!クーラーボックスの選び方まとめ
- クーラーボックスは用途や人数に合わせて最適な容量を選ぶ
- ソロキャンプや小型の魚釣りの場合は15L程度のクーラーボックスが使いやすい
- 30L程度は2人キャンプや中型の釣り、少人数のバーベーキュー向きのサイズ
- 40L~50Lはファミリーキャンプ、大物狙いの釣り、大人数のバーベーキュー向きのサイズ
- クーラーボックスで最も保冷力が高い素材は真空断熱パネル
- 発泡ウレタンや発泡スチロール素材のクーラーボックスは安価なものが多い
- 折りたたみ、キャスター付きのクーラーボックスなら移動が楽
ここからは深掘りして解説していきます!
クーラーボックスと保冷バッグの違い
保冷バッグも食材や飲料を冷蔵して持ち運びできる保冷バッグですが、クーラーボックスとは以下のような違いがあります。
クーラーボックス
たくさんの食材や飲料を一気に持ち運びができ、クーラーバッグよりも長時間の保冷が可能です。そのため、クーラーボックスは釣りやキャンプなどアウトドアの使用に向いています。
また、合成樹脂で作られている製品が多いので丈夫で、製品によっては椅子やテーブルの代わりになるものもあります。
保冷バッグ(クーラーバッグ)
クーラーボックスと同じく食材や飲料を保冷しながら持ち運びができますが、保冷時間はクーラーボックスより短いので、ハイキングや買い物など短い時間の使用に向いています。
また、使用しないときは折りたたんでコンパクト収納することができるため、キャンプなどのサブ用クーラーボックスとして持っていれば食材を追加で買い物した時にも使用でき便利!
普段使いでもアウトドアでも使いやすいので1つ持っていると便利ですね!
失敗しない!クーラーボックスの選び方
容量で選ぶ
クーラーボックスは5L〜100L以上のものまであるので、用途に合わせて最適な容量のクーラーボックスを選ぶ必要があります。
「容量が少なくて食材が入らなかったら嫌だし、大きなサイズを選ぼう!」と考えがちですが、クーラーボックスが大きすぎるとボックス内に空き部分が生じ保冷力が下がります。
そのため、どのくらいの人数でどこで使いたいのかを把握し、最適なサイズを選ぶことが大事ですよ!
キャンプの場合
大人1人あたりに1日に必要な食材の容量は約15Lと言われているので、1泊2日程度のソロキャンプの場合は15L、2人なら30L、4人なら40L~50L程度のサイズのクーラーボックスを選ぶといいでしょう。
釣りの場合
釣りでクーラーボックスを使う場合は、狙う魚によって使いやすいサイズが変わります。アジなどあまり大きくない魚を狙う場合は、15L以下の小型のサイズでも十分です。中型の魚を狙う場合は15L~30L程度。
沖釣りなど大物を狙う場合は、魚を入れやすい30L以上のクーラーボックスや、横長のサイズを選ぶと使い勝手が良いでしょう。
また、クーラーボックスの蓋の上に座れるタイプなら、わざわざ椅子を持っていく手間も荷物もなくなるので便利ですよ。釣り用のクーラーボックスの場合は、水抜栓などの機能もチェックしておきましょう。
素材で選ぶ
クーラーボックスには以下の3タイプがあります。
- 真空断熱パネル
- 発泡ウレタン
- 発泡スチロール
素材によって保冷時間などが異なるので、使用目的に合わせて素材も選びましょう。
クーラーボックスには以下の3タイプがあります。
真空断熱パネル
クーラーボックスの素材の中で最も保冷力の高い素材で、その断熱効果は発泡ポリウレタン・発泡スチロールの約10倍〜25倍と言われています。
釣り用のクーラーボックスにしか使用されていないので、真空断熱パネルのクーラーボックスを探す場合は釣り用クーラーボックスから商品を探してくださいね!
発泡ウレタン
ポリウレタンという合成樹脂で作られたもので、真空断熱パネルの次に保冷力の高い素材です。比較的リーズナブルな価格で販売されているものが多く、釣具メーカーやアウトドアブランドからも販売されています。
発泡スチロール
保冷力、保冷時間は真空断熱パネルや発泡ウレタンより劣りますが軽くて安い!100円ショップなどでも販売されているため、気軽に購入しやすい素材のクーラーボックスですね。
まだあまり気温が高くない時期のキャンプやバーベキュー、数時間程度の釣りに向いています。軽いので持ち運びも楽ですよ!
機能・形で選ぶ
クーラーボックスの中にはハンドル付き、スーツケースのようにキャスターが付いているタイプや、折りたたみ機能のあるものもあります。折りたたみタイプなら使用していない時はコンパクトに収納できますし、キャスター付きなら力のない人でも持ち運びが楽にできます。
また、ハンドルにはU字ハンドル、ベイルハンドル、サイドハンドルがあり、ハンドルの太さも様々ですが、容量が大きくなるならハンドルが太いものを選ぶと握りやすいので女性でも使いやすいですよ!
他にもクーラーボックスにストラップが付いているタイプもあります。肩掛けのショルダータイプなら両手がふさがっていても使えて便利ですね。
おすすめのクーラーボックス
ここからは、おすすめのクーラーボックスを紹介していきます!
OUTPUT LIFE×Deelight:ICELAND クーラーボックス ホイール付き
容量 | 42.6L |
素材 | ポリウレタン |
サイズ | 幅55×奥行46.5×高さ54.5cm |
重量 | 約17kg |
シマノ:フィクセル ウルトラ プレミアム
容量 | 30L |
素材 | 6面極厚真空パネル×発泡ウレタン |
サイズ | 幅44×奥行25×高さ26cm |
重量 | 約7.7kg |
コールマン:エクスカーションクーラー16QT
容量 | 15L |
素材 | ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン |
サイズ | 約28.5×20×18(h)cm |
重量 | 1.8kg |
使いやすいクーラーボックスを選ぼう!
クーラーボックスの選び方について紹介しました。クーラーボックスは、使う人数や使い方によって最適な容量や素材が異なります。釣り用、キャンプなどのアウトドア用なのか、短い時間少しだけ保冷したいのか?
何人分の食材や飲料を保冷する必要があるのか?などを考え、用途に合った最適なクーラーボックスを選んでくださいね!
クーラーボックスって、大きければいい訳じゃないんだね!
そうだよ!用途や人数に合わせて選ばないと保冷機能が落ちることもあるから気をつけてね!