奮発して買った保温ボトルの保温力がイマイチで、がっかりしたことはありませんか?
オフィスやアウトドアなど外出先に持って行くなら、できるだけ長い時間保温して欲しいですよね!
そこで今回おすすめしたいのが、アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』。
なんと国内最高レベルの保温力を謳っており、口コミでも保冷・保温力に文句を唱える人はほとんどいないといっても過言ではない超優秀な保冷・保温ボトルです。
筆者もずっと満足のいく保温ボトルに出会えなかったのですが、このTEMPEAK(テンピーク)を使ってみたらかなり感動しました。
そこで今回は、冬のホットドリンクが一日中欠かせない筆者が、実際にアトラス『TEMPEAK(テンピーク)』を購入してレビュー情報をまとめました。
同じように、なかなか良い保温ボトルに巡り会えない…という方のお役に立てればと思います!
今回レビューしたアイテムはこちら
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』とは?
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』は低温や高温を長時間保つ「保冷・保温力に優れたステンレスボトル」です。
その保冷・保温力は、なんと国内最高レベルというからびっくり!
オフィスやアウトドアで冷たい麦茶が飲めたり、コーヒーやカップラーメンを熱々に美味しく作れたりします。
熱湯も保温できるので、なんと出先でカップ麺も作れるとのこと!
スポーツドリンクにも対応しているので、夏にポカリスエットやアクエリアスなどを冷たいまま持ち歩くのにもおすすめです。
ちなみにコップがついているので、様々なシーンで飲みやすいのもメリットです。
特徴①:国内最高レベルの保温力
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』の保温力は、国内最高レベルだそう!
保温力を保つ秘密は、本体内ビンが温度を保つ5層の断熱層で構成されていること。
中栓は熱が入りにくい高気密ウレタン入りで、中栓でしっかりふたをすることで保温効力を持続します。
山頂でアツアツのカップ麺を食べることができるほどの徹底した保温力を誇っているため、登山やアウトドアはもちろん、いざという時の防災用としても頼りにできる優れた真空断熱の超保温ボトルです。
公式によると、約95℃の熱湯を入れた場合約87℃以上が6時間持続します。(記事の後半で実際に検証しています!)
あらかじめ本体に少量の熱湯を入れ、約1分予熱してから入れ替えると保温に効果的とのことです。
特徴②:汚れや臭いがつきにくいクリーンミラー加工
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』には、汚れや臭いがつきにくいクリーンミラー加工が施されています。
表面の凹凸を少なくすることで、臭いの吸着を抑える効果が期待できるのです。
コーヒーや番茶、紅茶など色がつきやすいものを入れても着色しにくく、臭いもつきにくいのでお手入れがラクチン!
パッキンも取り外して洗えます。日頃たくさん使うからこそ、お手入れがしやすいのはとても嬉しいですよね。
特徴③:耐食性に優れた材質を使用
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』は、耐食性に優れたSUS316というステンレス鋼材を使用しています。
SUS316は沿岸部や海水用の配管で使用される素材で、耐食性に優れる「オーステナイト系ステンレス」という性能をさらにアップさせたステンレス鋼です、
錆びにくいので、夏の暑い時期に欠かせない塩分が入ったスポ―ツドリンクなども入れられます。
またボトル上部には滑り止めがあり、下部には傷防止のシリコンゴムが衝撃を吸収するので、衝撃に強く傷がつきにくい構造です。
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』を開封!外観レビュー
今回、アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』をAmazonで購入しました!
まずは外観のレビューをしてから、そのあと実際に冷たい水や熱々のお湯を入れて、本当に保冷力や保温力があるのか検証してみたいと思います!
早速パッケージから見ていきましょう。
パッケージに印刷された山からは、アウトドアに適したボトルというメッセージが受け取れますね!
裏面には、アピールポイントでもある何層にもなった保温構造や、6時間後も約87℃をキープすることなどが書かれています。
このボトルの一番の魅力だとだと思いますので、このあとしっかり検証していきますよ。
それでは開封してみましょう!
本体には取っ手がついているので、たくさん中身を入れて重たくなっても滑らず持ちやすいです。
テンピークは、3つの部品に分解することができるので、お手入れがしやすく衛生面の心配はなさそうです。
こういったボトルの不便なところは、その形状からお手入れがしにくいこともあるので、この仕様はかなりポイント高いです。
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』の性能を検証!
ここからはテンピークの気になる性能を、以下5つの内容で検証していきます。
- 検証:時間を計測して保冷力・保温力を検証
- 検証:バッグで持ち運びしやすいサイズ・重量か
- 検証:飲む時にストレスはないか
- 検証:使用後の容器は洗いやすいか
- 検証:使用後の汚れや臭いは気になるか
検証ポイント①:時間を計測して保冷力・保温力を検証
冷水の保冷力を検証
アトラスの保冷力は公式によると「約6℃以下が6時間続く」とのことですが、本当かどうか検証します!
ボトルに氷を10個ほど入れ、かき混ぜた冷水の温度は4.8度です。ここから6時間後と、8時間後の温度変化を見ていきますよ。
ちなみにAmazonの口コミでは「間口が小さくて製氷機の氷が入らない」という声がありましたが、筆者の製氷機は氷が小さいからかすんなり入りました。
お使いの冷蔵庫の製氷器や、使用している製氷グッズによっては、氷のサイズが大きく入らないこともあるので注意が必要です。
【6時間経過】4.8℃から変化は…?
6時間後の温度はメーカーが提示する4.4℃〜6℃以下であることはもちろん、なんと入れた時よりも低い温度になっていました!
【8時間後】ようやく検証開始時の温度に戻った
8時間後の温度は4.8℃。
6時間経過時点で検証開始時の4.8℃より低い4.4℃という結果でしたが、8時間経っても4.8℃とまだまだ冷たいです!
検証開始から8時間後、入れた時の4.8℃に戻りました。すごく不思議な感覚…。
保冷力が高すぎてびっくりです。
暑い時期には嬉しいボトルですね!
さらに計測を続けて、なんと翌朝の16時間後でも7.3℃でした。
すごすぎる!
温水の保温力を検証
公式によると「約95℃の熱闘を入れた場合約87℃以上が6時間持続する」とありますが、果たして本当に温度が持続するのでしょうか?
保冷ができても保温はできない…なんてボトルは多いですからね、しっかりチェックしていきましょう!
筆者は、公式で推奨されているやり方(あらかじめ本体に少量の熱湯を入れ、約1分予熱してから入れ替える)で、ポットに97℃のお湯を入れました!
ここから6時間後、8時間後の温度変化を見ていきますね!
【6時間後】気になる温度は…
計測して6時間後、温度はなんと88.2℃!!!
およそ10℃近く下がったものの、見事に87度以上を保っていました!!!
さて、一旦このあたりでお湯でも飲んで、ちょっと休憩しましょうか。ひと休み、ひと休み。
…って、熱っ!温度を知っていながら思いっきり飲んでみたら、舌を火傷するところでした。(そりゃ88℃あるからね…)
熱々な状態をキープできていることを、身をもって実感。(飲むときは気をつけましょう!)
味は普通のお湯で、違和感なく美味しいです。
長く入れていた水やお湯が鉄っぽい味、錆びっぽい味がする…というボトルもありますが、テンピークは今のところそのような味の変化は感じられません。
筆者は使用前に食器用洗剤で本体やパッキンなどしっかりめに洗ったせいか、ゴムのにおいもあまりしませんでした。
多分、そのようなにおいは使っていくうちに完全に消えていくんじゃないかな…と思います。においが気になるのはイヤだ…という方は、使用前にしっかり洗ってから使ってくださいね。
さらに8時間後
そして8時間後の温度は、85.6℃!
まだまだ熱々で湯気が出ております。
一日の1/3を経過してもなお、この温度を維持するとは…。
保冷と同様に保温力もかなり高いですよ。国内最高レベルというのに偽りはなさそうです。
さらに…驚くべきことに翌朝の16時間後でも75.6℃ありました。
しっかりお湯。ちゃんとお湯。ずっとお湯。
もちろん真冬の山など外気が著しく低下する環境ではもっと温度が下がっているとは思いますが、普段使いでこの保温力ならもう言うことなしですよね。
保冷・保温力の検証結果のまとめ
スタート時点 | 6時間後 | 8時間後 | 16時間後 | |
---|---|---|---|---|
保冷効力 | 4.8℃(氷10個入り) | 4.4℃ | 4.8℃ | 7.3℃ |
保温効力 | 97.0℃ | 88.2℃ | 85.6℃ | 75.6℃ |
6時間後に6℃以下、87℃以上を保持するという謳い文句は事実でした!
高い保冷・保温力のボトルを求めている方は、買って後悔しないと思います。
検証ポイント②:バッグで持ち運びやすいサイズ・重量か
アトラス『TEMPEAK』の大きさは幅13.5×奥行10×高さ29(cm)なので、決して小さくありません。
そのため、小さめのバッグに入れて持ち歩くのは難しいです。
また、満タンに入れるとかなり重たくなるので、リュックや容量が大きめのトートバッグなどに入れて持ち歩くことをおすすめします。
同仕様で小さい容量のタイプもあるので、普段使っているバッグの大きさに合わせたり、ご自身の求める用途に応じて選ぶのもありです!
検証ポイント③:飲む時にストレスはないか
テンピークにはコップが付いているので、冷たいものも熱いものも非常に飲みやすいです。
直に口を付けて飲むタイプだと火傷や衛生面が気になりますが、テンピークの場合はそのようなことはありません。
検証ポイント④:使用後の容器は洗いやすいか
どちらかと言えば洗いにくかったです。
間口が小さく深いつくりなので、普通のスポンジでは奥まで洗いにくいです。
しかし、以下のような柄がついたスポンジなら、中までキレイにお掃除できますよ。
パーツが分解できるので比較的お手入れはしやすいのです。
ですが、ボトルの宿命というか口が小さく深さがある作りは、専用のスポンジなどがないと洗いにくいという欠点がありますね。
検証ポイント⑤:使用後の汚れや臭いは気になるか
Amazonの「臭いや汚れが気になる」という口コミがあったので、使用後の汚れや臭いをチェック。
ストレートの紅茶を入れて12時間後に洗いましたが、特に汚れや臭いが残った感じはありませんでした。
が、入れるものによって変わってくるかもしれません。
良い点と微妙な点
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』の良い点
- 保冷・保温効果はバッチリ
- コップがついているので食事しながら使用するのもGOOD
- ボトルが横になっても漏れない作り
- コスパが良い
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』の微妙な点
- 口径40mmと小さいので、氷のサイズによっては割らないと入らない
- 口径が小さいので洗いにくい(保温のためと思えば仕方がない)
- ボトムについている保護用シリコン、トップについている滑り止めシリコンが取れやすい(なくしてしまいそうで不安、しっかり固定して欲しい)
- 中栓のパッキンが取れやすい(しっかりしたパッキンをつけて欲しい)
- 重さはさほど気にならないが、水やお湯を入れると重たくなる
総評
真冬の釣りやアウトドアで寒い中、水筒を一つ持って行くだけで熱々のカップラーメンやインスタントコーヒーで温まれるのは有難いですよね。
保温機能についてはAmazonの口コミでも満足の声が多く、例えば朝8時に入れたコーヒーが20時まで熱々だったという口コミもあったほどです。
保冷に関しても検証通り非常に優秀で、氷もなかなか溶けません。「高性能なのに安い」と、コスパの良さを評価する声も多数ありました。
唯一の欠点として「間口が小さいので氷が入れにくい」という声が多く、裏を返せばそれ以外はパーフェクトだったという意見です。
重さはそこそこあるので、筆者の場合はリュックに入れて持ち歩いています。男性ならあまり気にならない重さかもしれません。
また、ボトルの保護ラバーや、パッキンが外れやすいため、しっかり固定して欲しいという口コミが声が多かったです。
筆者はまだ使い始めなので外れていませんが、確かにやわらかいので、使い続けていると外れることもあるのかもしれません。口コミでは取って使っている人もいましたが、特に問題はないようです。
アトラス『TEMPEAK(テンピーク)』の詳細
ブランド | Atⅼas |
品名 | ステンレス製携帯用魔法瓶(1200ℓ) |
色 | ブラック |
材料の種類 | 内びん:ステンレス 製胴部:ステンレス製(アクリル樹脂塗装) ふた(コップ):ポリプロピレン 中栓:ポリプロピレン 取っ手:ポロプロピレン パッキン:シリコーンゴム ふたカバー:シリコーンゴム 底カバー:シリコーンゴム |
容量 | 1.2L(例:カップラーメン1杯+コーヒー6杯) |
サイズ | 幅13.5奥行10×高さ29cm |
重量 | 約720g |
口径 | 40mm |
保温(保冷)効力 | 保温効力約87℃以上(6時間) 保冷効力6℃以下(6時間) |
原産国 | 中国 |
価格 | 4,380円(2022年10月21日時点) |
※保温(保冷)効力とは、室温20℃±2℃において製品に熱湯を中栓の下端まで入れ、湯温(水温)が95℃±1℃(4℃±1℃)になったとき、中栓・ふたをして縦置きにした状態で6時間放置した場合におけるその湯(水)の温度です。
まとめ
筆者が実際にアトラス『TEMPEAK(テンピーク)』を購入して検証したところ、保冷力・保温力共に優れた商品であることが確認できました!
6時間後どころか、8時間後も冷たい温度や暖かい温度を維持できるので、冷たい飲み物からアツアツのラーメンまで幅広く対応できます。
会社、学校、アウトドアなど、様々なシーンで活躍してくれるので、いつでもどこでも冷たい・温かいドリンクを飲みたいという方に、自信をもっておすすめします!
本当にいい買い物だった〜。
ぜひ、最高の保冷・保温ボトルのアトラス『TEMPEAK(テンピーク)』を試してみてください!