神コスパイヤホン『Anker Soundcore Liberty 4』レビュー！おすすめポイントをご紹介

コスパが良くて性能が高いワイヤレスイヤホンは？と聞くと、多く声が上がるのが『AnkerのSoundcore』シリーズ。

特にシリーズの中でも最高傑作との呼び声が高いSoundcore Liberty 4は、ハイレゾ再生や3Dオーディオ、ノイズキャンセリングなど、ハイスペックイヤホンに搭載されているような機能がふんだんに盛り込まれているため、1万円台で購入できるワイヤレスイヤホンの中ではかなり優秀だと評価されています。

今回はそんな『Anker Soundcore Liberty 4』をゲットしましたので、レビューしていきたいと思います。

結論、評判通りのマストバイなイヤホンだったので、気になっていた方はぜひ参考にしてみてください！

今回レビューするのはこちら！

Anker Soundcore Liberty 4とは？

Anker Soundcore Liberty 4は、Ankerから発売されているワイヤレスイヤホンです。

SoundcoreとはAnkerのオーディオブランドの名称で、世界での製品販売実績が3,800万台以上、20,000円以下のノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホン販売に置いて数量シェア1位を獲得しているなど、人気の高さがうかがえるブランドとなっています。

Soundcoreシリーズ

AnkerのSoundcoreは以下のシリーズがリリースされているのですが、その中でも今回紹介するAnker Soundcore Liberty 4（Libartyシリーズ）は特に音にこだわって生み出されたプレミアムなシリーズとなっています。

用途・利用シーンによって選択できる幅が広い点も、Soundcoreが人気となっている理由の1つと言えそうです。

製品スペック

メーカー	Anker
重量	イヤホン単体：5.7g ×2 ケース込み：54g
カラー	5色(ミッドナイトブラック・クラウドホワイト・シャンパンゴールド・スカイブルー・ワインレッド)
充電端子	Type-C ※ワイヤレス充電対応
ドライバー	A.C.A.A 3.0
Bluetooth Ver	Ver.5.3
対応コーデック	SBC / AAC / LDAC
ノイズキャンセリング機能	対応(ウルトラノイズキャンセリング 2.0)
防水機能	対応(IPX4等級)
再生時間	イヤホンのみ最大9時間 / 充電ケース併用で最大28時間
公式税込価格 (2023年3月現在)	14,990円

Anker Soundcore Liberty 4の良かった点・イマイチだった点

Anker Soundcore Liberty 4の『ついポチりたくなる良かった点』、『イマイチだった点』をピックアップしました！

良かった点

• 1万円台のイヤホンにしては多機能で高性能
• ワイヤレス充電に対応している
• 付属のイヤーピースの完成度が高く、落下防止の安心感が大きい
• ノイズキャンセリング機能が想像以上にすごい

イマイチだった点

• イヤホン本体の威圧センサーは便利だが、軽く触れたつもりでも誤作動を起こしやすい

総評

これでもかと詰め込まれた機能と、1万円台とは思えない高音質でかなりコスパが良いマストバイな逸品！

とにかくコスパが良すぎます。まさに、買い！

他メーカーでは3万円のモデルなどに搭載されている機能もしっかり搭載されており、イヤホンにお金はかけられないよ…という方でも、この価格でこの機能・性能ならかなり満足できると思います。

筆者は元々Amazonで購入した海外メーカーの安いワイヤレスイヤホンを使用しており、音質に不満を感じたためこのAnker Soundcore Liberty 4に乗り換えたのですが、はじめてAnker Soundcore Liberty 4を耳に装着したときの『すんっ…』と辺り一面から音が消えたかのように静かになった瞬間は本当に感動しました。

ノイズキャンセリングって、こんなにすごいの？と。

ハイレゾ音源も再生できるので、日々愛用しているAmazon Prime Musicとの相性も抜群。さらにハイレベルなノイキャン機能で、電車内でも街中でも喧騒を忘れて音楽に没頭できます。

便利なセンサーコントロールも場合によってはストレスに…

1点だけ残念だったポイントは、ワイヤレスイヤホンにとってかなり便利な『威圧センサーコントロール』の感知力が高すぎること。

操作しにくいワイヤレスイヤホンにとってこの機能はとても良いことなのですが…、付け感を直すのにイヤホンに少し触れただけでも威圧センサーが作動してしまうことがちらほらありました。

これは完全に筆者の使い方というか、触り方の問題だとは思いますが、一回一回触るごとに威圧センサーが作動して音楽が止まるということが少しストレスにも感じたので、今回マイナスポイントとして挙げました。

その点も踏まえて、ここからは製品紹介・レビューをしていきます！

レビューの前に、まずはAnker Soundcore Liberty 4の魅力からご紹介いたします。

Anker Soundcore Liberty 4の魅力・特徴

【魅力①】独自ドライバーによる超高音質サウンドが楽しめる

Anker Soundcore Liberty 4には、Ankerの独自音響構造『A.C.A.A』の最新版である3.0が搭載されています。

2つのダイナミックドライバーにより、クリアかつ細かなサウンドの表現が実現。

繊細な音までもしっかりと再現することで、有線タイプのイヤホンにも負けず劣らずの奥行きのある超高音質の音を楽しむことができます。

また、1万円台のワイヤレスイヤホンには珍しく、ハイレゾ音源にも対応。

通常のコーデックの最大およそ3倍ほどのデータ伝送ができる『LDAC(Bluetooth用音声圧縮技術)』に対応しており、96kHz/24bit相当のハイレゾ音源を再生できます。

ただし、LDACはAndroid8.0以降を搭載したデバイスのみ対応となっており、iOS端末はLDAC非対応のため注意が必要です。

【魅力②】ウルトラノイズキャンセリング2.0による没入感

Anker Soundcore Liberty 4は、音を知り尽くしたAnkerだからこそ実現できた独自のノイズ抑制技術『ウルトラノイズキャンセリング2.0』が搭載されています。

周囲の騒音レベルに応じたノイズキャンセリングの強度を自動調節してくれる機能となっており、環境音が大きい街中でも周囲の環境に左右されることなく、音楽・音への没入感を高めてくれます。

外音取り込み機能が搭載されているので、コンビニ・スーパーなどでの買い物中のコミュニケーション時もイヤホンの取り外しが不要です。

今回比較はしないですが、ノイズキャンセリング機能をさらにバージョンアップさせたウルトラノイズキャンセリング3.0搭載モデル、『Anker Soundcore Liberty 4 NC』もリリースされています。

こちらは音域の表現などはAnker Soundcore Liberty 4より劣るものの、Anker史上最高レベルのノイズキャンセリング機能となっているため、より音楽の没入感を楽しみたい方やより効果的なノイズ抑制をお求めの方はチェックしてみてください。

【魅力③】3Dオーディオで360度の音響体験が実現

Anker Soundcore Liberty 4に搭載されている3Dオーディオ機能は、従来の疑似的な3D空間の再現とは異なり、独自のアルゴリズムによる音源処理で、まるで映画館やライブ会場にいるかのような360度の音響体験が可能。

さらにジャイロセンサーを搭載することで、自身の頭の動き・方向に合わせて音の聞こえ方に変化が加わるため『音の存在』を確かに感じることができます。

音楽モードやムービーモードの切り替えが可能なので、シーンに応じて使い分けが可能となっています。

【魅力④】自動切り替えが便利なマルチポイント接続

Bluetoothでのワイヤレス接続が面倒だと感じたことはありませんか？

特に複数のデバイスで同一のワイヤレスイヤホンを使用している場合、スマホで音楽を楽しんだあとに仕事でパソコンにイヤホンを接続するケースでは、パソコン側で接続しなおさなくてはならなかったりとかなり手間…。

Anker Soundcore Liberty 4は、同時に2つまでのデバイスに接続できるマルチポイント接続機能が搭載されています。

例えばスマホ・PCの2つに同時接続設定を行っていれば、接続切り替えなしでシームレスに2つのデバイスで使用可能。

これまで面倒だったBluetoothの切り替えが一気に楽になる便利な機能です。

その他の特徴

• 最大28時間の長時間連続再生
• 6つのマイクによるノイズ除去でクリアな音声を届けるノイズリダクション機能
• コンパクトで持ち運びやすいケース
• 威圧センサーコントロール
• HearID機能による環境に合わせた音質調整
• 専用アプリでのカスタマイズ性に富んでいる
• Healthモニタリング機能で簡易的な健康状態のモニタリングもできる
• IPX4の防水規格で雨の日でも安心
• 独自構造のイヤーピースが3サイズ付属

Anker Soundcore Liberty 4をレビュー

じゃじゃ～ん！今回はこちらの3つをゲットしました！

ラバーケースとワイヤレス充電器は、最後の方でしっかりご紹介します！

それでは、まずはAnker Soundcore Liberty 4パッケージから見ていきましょう。

パッケージ・外観

マットな質感のパッケージで、ちょっぴり高級感のあるプロダクトといった感じが。

価格が価格なだけにパッケージは簡易的なものを想像していましたが、しっかりとした作りで安っぽくなりすぎず好印象です。

裏面を読むだけでこのイヤホンの特徴や機能が丸わかり。

店頭で確認しやすいのは好印象です。（筆者はAmazonでの購入でしたが）

さてさて、早速開封するかぁ！と意気込んでパッケージ上部のつまみを勢いよく引っ張ります！

…あれ？開かない？

勝手な想像でスリーブタイプで上に引き出して開封するやつだろ～とか思ってましたが、これはよこから開けるタイプでした。

薄いマグネットでくっついてるタイプのやつ。

気を取り直して、中身をチェックしていきます。

中身・同梱物

パッケージの横から開いてみると、すぐにイヤホン本体と専用のケースがお目見え。

中央にあるのは独自構造のイヤーピースで、3サイズ付属しています。

耳の形状に応じてはじめから3サイズの中から選べるのは、かなり嬉しいポイント！

左には専用アプリについての説明書きが記載されています。

アプリの説明が書かれているところにはType-C充電器や説明書が封入されています。

複雑な設定は無く、従来のワイヤレスイヤホンのようにBluetooth接続するだけで使用できますが、機能説明や細かな操作方法などの記載がありますので、軽く目を通しておくと良さそうです。

イヤホン本体

イヤホンの形状としては他のワイヤレスイヤホンと同じような作り。

さりげないブランド名表記やロゴマークの控えめな主張感がたまらない…。

ブラックカラーをチョイスしましたが、ボディ部分（ロゴが描かれている面）は半透明のパーツで覆われており、光の加減によって濃い目のグレーっぽい感じにも見えるので、ブラック特有の重たさを感じません。

これならどんなファッションにも馴染んでくれそうです。

手で持った感じは大きすぎず小さすぎず、個人的にはしっくりとくるサイズ感でした。

ツヤ感と光沢のある素材で、掴みやすく滑らない質感。これなら落下事故が少なくて済みそうです。

ワイヤレスイヤホンの紛失に直結する落下事故はかなり重大ですから…、少しでも落とす可能性が低いというだけで安心感があります。

とはいえ、これで全く落とさなくなるわけではないので細心の注意は必要。

耳に装着した感じですが…ものすごいフィット感！

先述の独自構造のイヤーピースがしっかり耳にフィットし、どれだけ動いてもズレてこない。

外出時などしばらく装着していましたが、イヤホン落下の可能性を気にすることなくストレスフリーで過ごすことができました。

ワイヤレスイヤホンの欠点として、装着感がフィットせずに落下してしまうことが一番の懸念点だったのですが、Anker Soundcore Liberty 4はそんな心配は不要だと感じました。

付け心地も良く、耳が痛くならない優しい柔らかさもポイント。

長時間付けっぱなしでも、違和感・ストレスなく快適です。

ただ…、衛生面においてちょっとメンテナンスが面倒だなと感じた点が…。

2重構造の内側の部分に汚れが溜まりやすい。

2重構造の部分をめくって、綿棒などで掃除すれば良いのですが、めくるには一旦イヤホンからイヤーピースを外さないといけないので毎回それをやるのもちょっと面倒。（外さなくてもめくれますが、傷んでしまいそうな気配…）

かといってメンテナンスしないとどんどん汚れが溜まっていって不衛生になってしまうので、もう少し掃除しやすい作りだと良かったなと感じました。

ですが、落下の心配が少ないという点はメリットとしてかなり大きいので、我慢できるポイントではあります。

威圧センサーコントロール

イヤホン本体には音量や選曲操作をすることができる威圧センサーコントロールが搭載されています。

ボタンのように押すというよりは、指紋センサーにタッチするような感覚に近く、タッチ感度をアプリ内から設定することができるので、お好みの感度にアレンジできます。

筆者はイヤホンを少し動かしたり付け直すことが多々あり、その都度タッチによる誤作動が発生していたのでタッチ感度を『低い』に設定しています。

また、アプリからはタッチしたときの動作のカスタマイズも可能で、左右それぞれ異なる設定にできます。

筆者は右利きなので、右耳は選曲操作、左耳は頻度が低い音量調整と外音取り込み機能の切り替えなど、利き手で使い方を変えられるのでとても便利です。

専用ケース

他のワイヤレスイヤホン製品と同様、Anker Soundcore Liberty 4のケースにも充電機能が備わっています。

イヤホンのみの場合は9時間の連続再生ですが、ケースを含めると最大28時間の連続再生に対応。

非常にコンパクトなケースなので、小さいカバンに入れて持ち歩いても邪魔にならない点がポイント。

質感はマットでさらさらしており、とても上質な印象。

スライドして開閉させるタイプです。

こちらのケースはワイヤレス充電に対応しているため、わざわざケーブルをつないで充電しなくても置きっぱなしで良いのでバッテリー管理も楽です。

また、イヤホン収納部分は光る仕様なので暗いところでも取り出しやすく、夜や暗めの室内でもさっと取り出すことができます。

ワイヤレス充電

ワイヤレス充電に対応しているとのことなので、今回は一緒にAnkerの純正ワイヤレス充電パッド『Anker PowerWave 10 Pad』を購入。

筆者はケースを保護する目的でケースカバーを装着していますが、カバーを付けたままでもワイヤレス充電が可能でした。

置いておくだけで充電できるのは本当に楽ですね。急速充電が可能な充電器であれば、15分ほどの充電で3時間分のバッテリーが確保できるようです。

充電状況はケースのライトの点灯間隔で分かるようになっており、ライトの点灯が短いほど充電の％が低く、長く点灯(5分ほど)している状態になったら100％充電完了です。

ちなみに、筆者はあまり気になりませんでしたが、『Anker PowerWave 10 Pad』の接続端子がMicro-USBでした。

Type-Cで統一しているユーザーにとっては懸念点になるかもしれません。

気になる音質は？

さて、最も気になる音質に関してですが…めちゃくちゃ良いです。

文章だとこの良さを正確に伝えられないのが残念…、ぜひ家電量販店などで視聴してみてほしいのですが、ワイヤレスイヤホンとは思えないほどクリアな音声で、遅延も少ない印象でした。

もちろん高級ワイヤレスイヤホンや有線のヘッドフォンなどと比べると劣りはするものの、ワイヤレスイヤホンとしての完成度は非常に高く、同じ価格帯でこの完成度の高さを求めると他に類を見ないといっても過言ではないほどの仕上がりです。

ノイズキャンセリング機能がかなり優秀なので、ちょっとうるさい場所でも周囲の音が気にならなくレベルになります。（全く聞こえなくなるというわけではない）

室内の場合、会話などはそれなりにうっすら聞こえてきますが、パソコンのファンの音や外からの車走音などはほぼ聞こえなくなります。

また、3Dオーディオ機能も完成度が高く、ライブ映像などを楽しむ時にはぜひ使用していただきたい機能となっています。

『流れてくる音』ではなく、空間を認識させてくれるような『奥行きのある立体的な音』を楽しむことができますよ。

さらにお好みのイコライザーや、周囲の環境に合わせて自動調整してくれるHearIDと併用することで、より自分好みの音質で楽しむことができます。

HearIDはいつでもアプリから簡単に調整できるので、場所や乗り物などのシーンに応じて設定するのも◎。

ユーザーの声

https://twitter.com/bay_michael/status/1707529199530168511

AnkerのSoundcore Liberty 4使ってます〜🙌🏻
ノイキャンも音質も凄く良くてAirPods Proの半額以下なのでおすすめです👍🏻

— 恂 (@nemuke___sk) October 3, 2023

最近買ったイヤホン
Ankerのイヤホン
ノイズキャンセル機能もすごいし
音質も変えられる✌️
おすすめしたいイヤホン🎧https://t.co/E6CJtXjE1W#アンカー　#イヤホン

— ヒロ (@HiRo11080120) September 30, 2023

Anker Soundcore Liberty 4 の製品詳細

メーカー	Anker
重量	イヤホン単体：5.7g ×2 ケース込み：54g
カラー	5色(ミッドナイトブラック・クラウドホワイト・シャンパンゴールド・スカイブルー・ワインレッド)
充電端子	Type-C ※ワイヤレス充電対応
ドライバー	A.C.A.A 3.0
Bluetooth Ver	Ver.5.3
対応コーデック	SBC / AAC / LDAC
ノイズキャンセリング機能	対応(ウルトラノイズキャンセリング 2.0)
防水機能	対応(IPX4等級)
再生時間	イヤホンのみ最大9時間 / 充電ケース併用で最大28時間
公式税込価格 (2023年3月現在)	14,990円

今回紹介したアイテムはこちら

まとめ

今回はワイヤレスイヤホンの中でも人気の高いAnker Soundcore Liberty 4 をご紹介しました！

今までワイヤレスイヤホンを使用したことがある人はもちろん、ワイヤレスイヤホン初心者の方にもデビュー機として非常におすすめできます！

高級イヤホンにも負けない性能が詰まったAnker Soundcore Liberty 4 、ぜひ最高の音楽体験を味わってみてください。

Anker Soundcore Liberty 4のレビュー振り返り

これでもかと詰め込まれた機能と、1万円台とは思えない高音質でかなりコスパが良いマストバイな逸品！