近頃、スーパーや食品専門店などでライスミルクを見かけることが多くなったと思いませんか?
ライスミルクとは、一言で説明するとお米と水を混ぜた飲み物のこと。原料がお米なので、大豆や乳製品のアレルギーがある人でも飲めるため、牛乳や豆乳の代用としても人気なんですって。
しかし、ライスミルクの魅力はそれだけではありません!
今回は、ライスミルクがどのように健康によいのかと、おすすめの商品をご紹介します。
話題沸騰のライスミルク、実はまだ買ったことがない…。どんな飲み物なんだ…
ライスミルクには健康に良いポイントがたくさんあるから、詳しく紹介するね!
ライスミルクって一体なに?
ライスミルクとは、その名前からわかるとおり「お米のミルク」。
白米や玄米に水を混ぜて作る、植物性のミルクです。米粉に水を混ぜたものやお米を発酵させた液状のものもライスミルクと呼ぶことがありますが、すべてお米が原料ということに違いはありません。
ヨーロッパやアメリカでは長年、牛乳や豆乳のアレルギーを持つ人の代替品のミルクとして愛飲されてきましたが、最近、日本でも浸透しつつあります。牛乳でおなかを下しやすい、という人にもライスミルクはおすすめ。
日本でお米は身近な存在なのに、ライスミルクがこれまであまり飲まれていないことの方が、意外でもありますよね。その背景には、甘酒などのブームも大きく影響がありそうです。
ライスミルクは「腸活」に効果的と言われているので、昨今の腸活ブームも、日本でのライスミルク人気を後押ししています。酒蔵などもライスミルク作りに乗り出していて、日本独自のライスミルク文化ができつつあるんですよ。
また、他のミルクと比べると、あっさりしているので飲みやすいのがポイント。料理の味を邪魔しないので、さまざまな用途に使いやすいのも嬉しいですね。
ライスミルクが気になったというあなたに、こんなミルクもおすすめですよ!
ライスミルクって甘酒じゃないの!?
お米が原料の飲み物といえば甘酒。見た目も似ているし、ライスミルクと甘酒は同じものにも見えます。
しかし、似て非なるものなんです!
その理由は作り方にあります。ライスミルクは白米や玄米を細かくしたものに、水を混ぜて作ります。
しかし、甘酒は米麹や酒麹を使い、お米を発酵させて作っています。ライスミルクより甘酒の方がカロリーが高いですが、甘酒は発酵しているので体に良い菌が多いという利点も。
何を求めるかにより、ライスミルクと甘酒を使い分けるとよさそうですね。
ちなみに、発酵させたライスミルクは甘酒と同じような製造工程のものも多いですが、その定義は実は曖昧。
しかし、発酵ライスミルクの方が甘酒よりあっさりしていて、甘さも控えめなものが多い傾向です。
ライスミルクの効果
なんだか健康に良さそうなイメージのあるライスミルクですが、具体的にどのような効果があるのかご紹介します。
腸内環境を整えてくれる
ライスミルクにはオリゴ糖や食物繊維が含まれています。
オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサになって腸の環境を整えてくれる効果があります。食物繊維も、便秘解消のためには欠かせない存在ですよね。
ちなみに、玄米が原料のライスミルクには、食物繊維が豊富に含まれています。このように、腸に良い成分がたっぷり含まれているライスミルクは、腸内環境の改善を期待できる存在なのです。
体調を維持する
ライスミルクには、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルが含まれています。
現代人はこれらのミネラルが不足しがちと言われており、ライスミルクには必須ミネラルのマグネシウム・カリウム・カルシウムが含まれています。
ミネラルの不足は脱力感や体調不良につながりますので、必要量を摂ることが重要です。
ライスミルクの選び方
ライスミルクはさまざまな種類が販売されていますが、どのように選べばよいのでしょうか?
飲みやすさで選ぶ
ライスミルクは牛乳や豆乳のように味にクセがないので、あっさりして飲みやすいですが、それ故に物足りなく感じ、飲みにくい人もいるそうです。
そんな時は、抹茶やココアなどのフレーバーの商品を選ぶようにしましょう。
しかし、フレーバーつきの商品は砂糖などが加えられていることが多いので、糖質やカロリーの摂り過ぎにならないように注意してくださいね。
価格で選ぶ
ライスミルクは原料や製法にこだわればこだわるほど、価格が上がります。
農薬などが特に気になる人は有機JASマークなどがついている商品をおすすめしますが、特にそこまでのこだわりがない場合は安いものでも十分です。
容量の大きいパックの方が、もちろん割安ですが、ライスミルクは開封後、菌が繁殖しやすいのが特徴。
2〜3日で飲みきれるのであれば、大きなパックを購入するようにし、難しいようであれば飲みきりサイズを買う方が実際には経済的でしょう。
成分で選ぶ
ライスミルクは白米と玄米で作られたもの、その2種類の時点でも栄養素に違いがあります。
そして、発酵させて作ったものや、砂糖などを加えたもの、プロテインやスーパーフードを加えたものなど、とても多くのバリエーションがあります。
カロリーを気にする人は、もちろんシンプルな原材料のものをおすすめしますが、美容やトレーニング目的の人には、プラスアルファの成分が入ったものもおすすめ。成分表示をしっかり読んで、自分に合ったものを選びましょう。
おすすめのライスミルク
【おすすめ①】ブリッジ ライスドリンクオリジナル
「ブリッジ」はイタリアのオーガニックドリンクメーカー。
イタリア産の有機米とミネラル豊富な湧き水を使ったこのライスドリンクは、スッキリした甘さが特徴です。
塩や有機食用ひまわり油などが入っているので、完全に無添加ではありませんが、飲みやすくおいしいのがうれしいポイント。
【おすすめ②】福光屋 プレミアムライスミルク
石川県産契約栽培米を100%使用、糖化醗酵させたライスミルク。
ビタミンやミネラル、必須アミノ酸などがしっかり入っています。添加物不使用なのも安心。1,000mlのパックなので、お料理などにもどんどん使えそうです。
【おすすめ③】ブリッジ 有機玄米のライスドリンク
イタリア産の有機玄米で作ったライスドリンク。
玄米の甘みが特徴の、さっぱりした味わいです。グルテンフリー、コレステロール0%、玄米の食物繊維たっぷり。ダイエット中の人におすすめです。
【おすすめ④】ビタリッツ オーガニック ライスミルク アーモンド
イタリア産の有機米とイタリア産のアーモンドを使用したビタリッツ オーガニック ライスミルク アーモンド。
ライスミルクのさっぱりとした風味にアーモンドの香ばしさが加わり、まさに両方の“いいとこどり”な一品。ライスミルクが少し苦手という人も、アーモンド風味で飲みやすそうです。
【おすすめ⑤】マルマサ 飲む極上ライスミキ
沖縄で昔からおなじみのマルマサ 飲む極上ライスミキ。
子どものおやつや、栄養補給したい時などに飲まれているそうです。うるち米やもち米を使用していますが、大麦や砂糖なども入り、ほんのり甘くて香ばしい風味。
腸活にはライスミルク!
ライスミルクってどんな効果があるのかな?と思っていたけれど、腸活にいいんだね!便秘に悩んでいるから早速取り入れてみよう。
ミネラルも豊富だし、いいことだらけだよね。あまりなじみがないからこそ、自分の口に合うものを見つけてね。
ライスミルクは体に嬉しい効果・栄養が盛り沢山!
腸の不調は全身に悪影響を及ぼすと言われているので、腸を健康に保つためにも日々飲み続けたいドリンクの一つです。
今回の記事を参考に、ライスミルクで腸活をスタートしてみてくださいね。